若い力

2023年8月21日

 本日、とある大学の学生さんが地元民の方に連れられて一滴文庫に来館してくださいました。

 その学生さん、どうやらおおい町の町づくりに関係して色々と調べているとのこと! それを聞いた地元の方が「それならば、一滴文庫に行かないわけにはいかん!」ということで、連れてきてくださったようです。

 久しぶりの若い大学生との会話に、何か面白い閃きがないかと手探りでの案内になりました。それでも、見学後には「大変勉強になりました」と言っていただけましたので、それだけでも上々だったかと思います。やっぱり、若い人たちの感性はいいですね。こっちが言うことを、どんどんと自身の頭で考えて、吸収していく。こっちも負けてられません。(S)

お馴染みさん

2023年8月18日

 先日、一滴のお馴染みさんが、久しぶりにお越しになられました。その方は、お越しになられる際には、いつも誰か新しい人を連れて来てくださいます。今回も、はじめてお越しになられる方を案内しがてら一滴に寄っていただいて、「誰かが来ると、おおい町まで足を延ばして、一滴文庫に連れて来たくなるんです。ここは私にとっても自慢の場所ですし、少しでも多くの人に知ってもらいたい場所なんです。水上勉先生の思いを、ひしひしと感じることができるんです」とのことでした。

 一滴にいる者としては、とてもうれしいことですし、水上先生が亡くなられて来年で20年という永い月日が流れましたが、いまだにその思いを感じてくださる人が多く一滴に通ってくれているということは、とても誇らしく思います。

 できることなら、水上勉先生を知らないような世代の人達にも、同じように思っていただけるようにしていきたいものですね。

 「佐分利川べの子らへ」の気持ちのままに。(S)

台風のなかでも

2023年8月16日

 心配してました台風も、なんとか無事に通り過ぎてくれました。

 さて、そんな台風がおおい町に接近していた火曜日、出張展示の準備でおおい町立図書館に出かけておりました(あぶなっ!)。外は、雨と風のなか、とても静かな図書館のエントランスをつかって一滴文庫特別展示を組み上げてみました。これまでも、町内のシーシーパークや佐分利公民館などで実施しておりますが、なかなかに評判が良くて、多くの方々にお声をかけていただいております。

 とりあえず、今回の図書館展示は8月25日の金曜日まで実施しておりますので、お近くにお立ち寄りの際には、ぜひ一度足を止めて目にとめていただければ幸いです。(S)

明日は命日ですね

2023年8月13日

 本日、お越しのご家族さん、本館ラウンジで紹介映像をご覧になられて、それからめいめい展示室や図書室にお進みになられました。そのなかでお一人、ラウンジから離れないお若い方(高校生くらいでしょうか)がおられて、他の家族さん達が本館全て廻って、もう帰るよとお声がけになられるまで、渡辺先生の絵から離れられないような状況でした。

 少しお話をさせていただくと、渡辺先生の絵に大変感銘を受けたらしく、どうしてもそこから先に進むことができなかったとのことでした。そのご様子に、こちらもついつい嬉しくなり、渡辺先生エピソードを時間の許すかぎりしてしまいました。

 そのほかにも本日は、渡辺先生の絵画展を大阪で実施したいというお話(ご相談)もいただき、「渡辺淳の日」というような一日になりました。だって明日は、淳先生の命日ですから。しかも今年は、七回忌という節目の年です。皆さまから「もうそんなに経つんだろうか。まだ、つい昨年ぐらいのことのようだけど」と、言っていただけます。これも、淳先生との思い出のなせる業でしょうか。私も、今日と明日くらいは、淳先生との思い出にひたって過ごしたいものです。(S)

大ファン

2023年8月12日

 先日、お越しになられたお客さまとお話させていただくと、水上先生の大ファンだとのこと。最近は、水上文学からちょっと離れて別の方の本ばかりお読みになられているそうですが、久しぶりの一滴来館を機にまた水上文学マラソンを実施していただけるとのことでした。

 そんなお客さまが、ひと言ポロリっと「水上勉先生があと10年くらい長生きされていたら、ノーベル文学賞くらい受賞できてたと思います」。大ファンの目からすると、「川端康成 ➡ 三島由紀夫× 水上勉◎」という流れができていたようです。人の生き死に関して、あれやこれやと言及しても無駄なこととは思いますが、このような空想(妄想)ならば、多くの人達の間で楽しく議論が進むのではないでしょうか。水上勉ノーベル文学賞受賞です……いい響きですね。(S)