肩こり腰痛には効きませんが

2021年2月21日

「とても勉強になりました。いや、これは本当に素晴らしい内容でした。想像以上です。自分の不勉強が恥ずかしいくらいでしたよ」

帰る前に一言伝えたいと、小生に声をかけられたお客様のお言葉です。なんとも気持ちのいいお言葉をいただきました。それからそのお客さまは靴を履き、玄関を出ていかれましたが、後ろ姿はまるでスキップをしながら! というくらい嬉しさがにじみ出ていたように感じました。

あぁ、これは、本当に良かったんだなと、その後姿が物語っているかのように感じました。

一滴文庫見学には、様々な効用があるようです。もちろん、肩こりや腰痛には効果ないかもしれませんが、人が生きていくうえで、本当に大切な何か(人それぞれで違うのでしょうが)に効用があるようです。(S)

気持ちの問題かな

2021年2月18日

一日中の雪景色でした。こんな日は、劇場から見る竹林の風景が何とも言えない素晴らしい色合いになるので、私は嫌いではないですね。

と、こんな寒い中ですが、お気づきの方は、おられますでしょうか。文庫入り口横の梅の花はパッと花開き(結構前からですけどね)、ミツバツツジも紫の花を咲かせ始めました。って、いくらなんでも早いです! この時期、例年なら、まだ寒椿と山茶花くらいだったような気がします。

今年は、コロナの影響で園内の彩も、人に見られることなくひっそりと‥‥‥と、いうような日々が続いておりました。もしかしたら、そんな滅入るような気分を少しでもと、花も頑張ってお客様をお迎えする気構えの現れだったのでしょうか。園内のお花と同じように、小生の気持ちも少しだけ前を向いて、考えを巡らせてみました。

早くこの状況が終わってくれますことを、心から願います。(S)

さまざまな出会いに

2021年2月14日

本日、お日柄もよろしく‥‥‥。いや、昨日に引き続き暑い一日となりました。少し動くと、じとっと汗ばむくらいです。ですが、そんな陽気に誘われて、本日もさまざまな方々にお越しいただきました。

なかには、本当に久しぶりにお会いする方もおられて、久闊を云々…みたいな感じで盛り上がってしまう一幕も。そして、そんな方々とお話をさせていただくと、やっぱり人のご縁というものは不思議だし、これは疎かにできないと改めて感じる一日となってしまいました。淳先生の一言を強く思いだします。(S)

 

“Sさん、わしは本当に多くの出会いがあったから、こんなに好きな絵を描いて幸せに過ごすことができたんだよ。多くの人に支えられてきた。だから今のわしがあるんだよ。あなたたちも、小さな出会いのひとつひとつを疎かにしたら、アカンよ~”

役得ですね

2021年2月10日

昨日までの雪模様とは一転! なかなか清々しい一日となりましたね。そんななか、来館いただきましたお客様とお話させていただきますと、何やら面白い展開が見え隠れしてきました。そのお客様いわく「昔、信州のとあるレストランで、すぐ隣の席に水上勉先生が座られたんです。最初は気が付かなかったのですが、お連れの女性がハッと目を引く女優さんで‥‥‥。すごく真剣に、演出などのお話をされていました。あぁ、やっぱり水上先生は、我々とはどこか違うものをもっている人だと、すごく感じましたよ」と。

ここにいると、様々な有名人の逸話をふんだんに聞くことが出来ます。これも一滴文庫に勤める者の役得というやつでしょうか。(S)

文化施設の役割とは

2021年2月6日

本日は、気持ちの良い一日でしたね。おかげで、朝からお客様の多い一日となりました。

さて、本当ならお客様の多い日ですので、来館いただいた皆さまとの会話の一端なんぞ‥‥‥と、言いたいところですが、本日はちょっと目先を変えてみます。

それはなぜかというとですね! 朝、新聞を開いてみると、ちょっと気になる記事が目に入ってきましたからです。その記事とは、「文化施設の役割とは」と題した記事です。内容云々はちょっと置いといて、コロナ禍の現在、どこの美術館博物館でも“オンラインを活用した展示”や“密集しないイベント”など、新しい取り組みができないかと模索に勤しんでおります。それは一滴文庫でも同じこと。ですが、本日のこの記事を読んで(内容は日刊県民福井さんの記事を見て下さい)、小生が考えたことは、博物館本来の目的に立ち返るべきか! と、いうことです。いわば、枝葉の活動に躍起になる前に、本質を突いた活動の見直しをはかるべきなのではないかと。

人が集う場としての“コミュニティー形成”という言葉が文面に踊っていましたが、文化施設の底力、疎かにしていたかもしれません。本来の力(私が考えている力とは、どちらかというと日本的なものではなく、ヨーロッパ的な力のことですね)を取り戻さねば、文化施設に未来はないのかもしれませんね。

コロナ禍の気持ちのいい一日に、思考はめぐりました。(S)