水上勉没後10年展―若狭町歴史文化館の展示始まる―

2014年9月4日

 今日は一日中曇り空のお天気で雨が降りたそうで降らない一日でした。
 
今年は水上勉の没後10年で、近隣の文化施設に協力してもらい生前に水上勉が収集した美術作品の一部を展示し、水上勉の顕彰を行っています。その文化施設の一つに若狭町歴史文化館(若狭町役場上中庁舎東側半分)があり、そこの遺物展示コーナーの一部で展示が始まりました。会期は92日(火)~928日(日)までです。展示している美術品は、松久朋琳(仏師木彫家)が彫った仏像3体や、朝倉摂という有名な舞台芸術家で装丁画家でもある芸術家が手掛けた水上作品の挿絵原画(「弥陀の舞」「櫻守」「その橋まで」…etc。)、装丁本、水上勉の色紙などが展示されています。
 
若狭町は、水上作品「城」と「おきん」の舞台の地でもあり、水上文学には欠かせない場所です。是非、若狭町へお越しの際にはご覧になってみて下さい。(T

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