来館されるお客様のエピソード
2024年11月17日
本日も多くのお客様に恵まれた一日でした。しかも、皆さま、大変深いエピソードを携えてのご来館……。一組のお客様とお話していると、何だか水上先生について詳しいな~と思っていたら「私の一番好きな作家でしたから」とのひとこと。納得していると、さらに続けて「私のご先祖様(?)が、実は『飢餓海峡』に出てきているんです」との意味深エピソードが! 聞いてみると、とても面白い内容のお話でした(この話は、また後日)。そして、中国からお越しのお二人様にも、お声をかけていただきました。そしたら、内おひとりは水上文学の大ファンとのことで、どうしても一滴文庫に来てみたかったとのことでした。中国語に翻訳されている文章でお母さんのことが出ているらしく、そのお母さんが通った田んぼはどこでしか? と、聞かれたので「ここです」と答えたら、大変感動されて、色々なお話を聞くことができました。その中国からお越しの方に、話の流れから一冊の本を紹介させていただきました。『母一夜』です。お探しの内容が記載されているといいのですが、という心配と、翻訳されているといいのですが……。ここでは確認することができませんので、悪しからず。それでも、あれだけ熱心な方々でしたので、何らかの方法をとって『母一夜』お読みになられると思います。
皆さまにとって、水上文学がよい時間形成につながることを心よりお祈り申し上げます。(S)