2016年12月

雪に踊る

2016年12月16日

 今日は待ちわびていた雪が降りました。アラレやミゾレではなく、ひらひらと舞い落ちる雪です。寒いだけの冬はいやですが、雪が舞うとわくわくします。変わり者といわれても気にしません。タイミングよく、「文庫の冬の写真を使わせてもらいたいのですが」との問い合わせがありましたが、雪景色の写真はあるにはあるのですが、雪を楽しむあまり建物が主役でないのに気づきました。たくさん積もった雪に興奮していたようです。来年の目標は冬春夏秋、ドローンで全景撮影とします。あくまでも目標です。(u)

菖蒲の種子

2016年12月15日

    ねずみ色の雲が空を覆う寒い一日でした。昨日は福井県の嶺北地方で初雪が降ったと天気予報で放送していました。おおい町でも今朝方、霙や霰が降って自動車が薄っすらと雪で白くなったと話題になっていました。
   
写真は本館前に生えている枯れた菖蒲です。ピンと伸びた茎の先に種子を包む「外果皮」がついていて、この「外果皮」を振ってみると、こんなに沢山の黒い種が出てきました。この種を春先に庭のあちこちに蒔いて、菖蒲を増やしてやろうと企みスタッフに相談したところ、菖蒲の種はなかなか発芽し難いとのことで、あっさりと諦めました。庭には色々な植物が生えていて、この時期に変わった形の「外果皮」を見つけるのは冬場の楽しみの一つです。(T

※外果皮=種子植物の心皮が発達してできた果皮のうち、いちばん外側の層。桃では毛があり、リンゴでは赤、ミカンでは橙色 (だいだいいろ) をしている部分。

2016年12月14日

 先日のことですが、企画展をご覧になられているお客様から「そうだ、猫狂い。これだ、水俣病だったんだ」との一言が聞こえてきました。お話をうかがってみると、まさに60年前くらい前にテレビでヨタヨタとまっすぐ歩けない猫の映像が放送されていたのを覚えていたけど、何の関係の映像だったかを覚えてなかったとのこと。今回の展示で、あの映像と水俣病がつながり当時のことを思い出して納得したとのことでした。お客様曰く「あの当時は、本当に前しか向いてなかった時代だったからね。病気が悪いんじゃなくて、病気になった人が悪いというような風潮は確かにあったよ。しかし、これは今考えると水俣病だけの問題じゃなくて社会全体の問題だったんだね」
 展示を企画する担当者としては、これだけのことを考えてくれる見学者を得ることができたのはうれしい限りですが、内容を考えるとやりきれない気分になるのも事実です。当時、あの水俣病の現状を直に調査して「海の牙」という小説を残した水上先生は、どんな思いだったんでしょうか。(S)

おいしいところ

2016年12月12日

 ナンテンやマンリョウ、クロガネモチの赤い実は、木々にとっても小鳥にとっても大切なものですが、人様にとっては縁起がいいだけのもの、お口に入るわけではありません。お猿がつまんでいたので食べることはできるのでしょうが、そこまでの勇気はありません。で、そうなるとやっぱりこれになるでしょう。どうぞとばかりに冬いちごがおいしそうにいるではありませんか。普通は山に入っていかないと見つけることはできないのですが、文庫の敷地に自生しているんです。職員で目ざとく見つけるのも私だけになった故、少しづつ楽しまさせてもらいます。(u)

冷たい雨

2016年12月11日

 朝から冷たい雨が降り寒かったです。庭の樹木は葉を落としてしまい枝ばかりとなりました。そんな中、赤い椿の花や白い山茶花が目を惹きます。
 
今日は生憎のお天気でしたが日曜日ということもあり、午前中は能登からの団体様、午後からは滋賀県、あわら市からマイカーでのお客様や京都からの学生さん達がお越しになり、賑わいました。六角堂の薪ストーブはとても暖かく、お客様達の火を囲んでの集いの場となっていました。(T