2016年11月
記憶に残る
新規の企画展がはじまって、早くも2週間が過ぎようとしております。内容が少し重たいものとなっておりますので、なかなか苦戦するだろうと考えておりましたが、折からの行楽シーズンと相まって、お客様も大勢お越しいただいております。しかし、反応は……、やはり、感想ノートへのご意見もなかなか集まらない。これはダメだったか、と思っておりましたら、先日お越しいただいた方からとても良い意見をいただきました。それは、「水上作品の中でも『海の牙』は大好きで、福井の図書館でチラシを見て「これは!」と思い、見に寄せてもらいました。この作品って当時私の周りでは、すごい話題になったのを小さいながら覚えています。この展示を見ていたら、父の本棚に並んでいる本(海の牙)を実家から持ち帰って読んだ日のことを思い出しました」とのこと。最後には、父との思い出を思い出させてくれて、ありがとうとの一言までいただきました。
なかなか大変なものですが、多くの人にスルーされても、数人の人の心にはしっかりと残ってくれるという展示もいいのかもしれませんね。
ちなみに、本日もとても良い企画展ですとのご意見を口頭でいただきましたが、一方では最後に「感想を書こうと思ったけど、シャーペンに芯が入ってなかったよ。あれじゃあ、書けないね。残念」との苦言が……。これは、大きな失敗でした。そりゃあ、意見寄せられないですね。(S)
ゴーシュ
文学コンサートでの「セロ弾きのゴーシュ」の朗読を覚えておられるでしょうか。受付担当でもあり、「セロ弾きの」たるものを全く知らないこともあり、聴くことはしなかったのですが、ご覧になった方から聞く言葉は感動の一言、後悔先に立たずでしたが、なんと、「セロ弾きのゴーシュ」の朗読があるではないですか。これは聞かねばと、出かけてきたのですが、面白いと思っても「感動」の言葉に「?」が付きました。比較はいけませんが、文学コンサートでは朗読もチェロもプロ中のプロ、竹林を背景にした舞台といっしょになればかないません。
今回おじゃましたのは、児童青少年演劇まつりというもので、読み語りや人形劇、演劇が2日間に渡って行われました。竹人形の人形繋がりではありませんが、私を含め、子供より大人が一番楽しんでいたように思いました。笑い声で包まれる劇場も見てみたいものです。(u)


