新刊図書
「いいものみーつけた」(2012年12月20日)、「海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ」(2012年12月25日)、「いじめで遊ぶ子どもたち」(2012年12月20日)、「うばわないで!子ども時代」(2012年12月25日)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。
一冊目の「いいものみーつけた」は、動物たちが、森の中でなんだかいいもの、みつけたよ。これ、なんだろな?小うさぎの小屋?おこりんぼうなくまのぼうし?くたびれぎつねのベッド?それともねずみの家族のテーブル?するとその時、ものしりぼうやがやってきた。ぼうやは、すわってそのなんだかいいものを読みだした。いいものって本だったんだ!―!
二冊目の「海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ」は、一年を通して、おなじ場所で撮った写真をくらべると、春、夏、秋、冬の変化がよくわかります。風景、木、花だんなど、身ぢかにある自然を見つづけると、いろいろな発見もできます。自然の美しい写真で、自分でもとりたくなる撮影のコツも伝えます。みぢかな自然のふしぎを観察するシリーズ完結です。
三冊目の「いじめで遊ぶ子どもたち」は、大津市のいじめ自殺事件の報道から、再び問題になり、続発する子どもたちのいじめ事件。安心して通える学校へむけ、今、子ども社会に起きていることを解き明かし、子どもを中心にした論議をできるように問題を整理します。そして、いじめの要因を断つ社会改革、子どもどの信頼関係を築いていく取り組みを提起します。
四冊目の「うばわないで!子ども時代」は、国連「子どもの権利条約」が生れて20年あまり。一番子どもらしい「休息、余暇・遊び・文化」の権利の持つ意味が、2013年に国連子どもの権利委員会から発表されます。震災やいじめの自殺事件でゆれる日本の子どもたちの権利の現状は、どうなっているのでしょうか。子どもたちが持つ力、権利を育む力を伝え、考え合います。
4冊とも本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。
今日で若州一滴文庫は仕事納めとなりました。新年は1月4日より開館をいたします。
NPO一滴の里をささえてくださった皆様、ほんとうに有り難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。(T)