2012年12月

新刊図書

2012年12月28日

「いいものみーつけた」(2012年12月20日)、「海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ」(2012年12月25日)、「いじめで遊ぶ子どもたち」(2012年12月20日)、「うばわないで!子ども時代」(2012年12月25日)を版元の新日本出版社よりご寄贈頂きました。

  一冊目の「いいものみーつけた」は、動物たちが、森の中でなんだかいいもの、みつけたよ。これ、なんだろな?小うさぎの小屋?おこりんぼうなくまのぼうし?くたびれぎつねのベッド?それともねずみの家族のテーブル?するとその時、ものしりぼうやがやってきた。ぼうやは、すわってそのなんだかいいものを読みだした。いいものって本だったんだ!―!
 二冊目の「海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ」は、一年を通して、おなじ場所で撮った写真をくらべると、春、夏、秋、冬の変化がよくわかります。風景、木、花だんなど、身ぢかにある自然を見つづけると、いろいろな発見もできます。自然の美しい写真で、自分でもとりたくなる撮影のコツも伝えます。みぢかな自然のふしぎを観察するシリーズ完結です。
 三冊目の「いじめで遊ぶ子どもたち」は、大津市のいじめ自殺事件の報道から、再び問題になり、続発する子どもたちのいじめ事件。安心して通える学校へむけ、今、子ども社会に起きていることを解き明かし、子どもを中心にした論議をできるように問題を整理します。そして、いじめの要因を断つ社会改革、子どもどの信頼関係を築いていく取り組みを提起します。
 四冊目の「うばわないで!子ども時代」は、国連「子どもの権利条約」が生れて20年あまり。一番子どもらしい「休息、余暇・遊び・文化」の権利の持つ意味が、2013年に国連子どもの権利委員会から発表されます。震災やいじめの自殺事件でゆれる日本の子どもたちの権利の現状は、どうなっているのでしょうか。子どもたちが持つ力、権利を育む力を伝え、考え合います。
 4冊とも本館図書室ブンナの部屋にあります。お立寄りの際に是非ご一読下さい。

 今日で若州一滴文庫は仕事納めとなりました。新年は1月4日より開館をいたします。
NPO一滴の里をささえてくださった皆様、ほんとうに有り難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。(T)

雪合戦!

2012年12月27日

   

 さて、今年の開館日も残すところあと一日となりました。今年、最後に残った仕事は大掃除かな?と思っていましたが、なんのなんの………。おっさん3人集まって取り組む仕事は、雪合戦です。園内の松木ライオンを挟み、残雪をギュっと固め、今年一年の溜まった恨み辛みのぶつけ合い(笑)!今年の恨みは今年のうちに…といったところでしょうか?新年を気持ちよく迎えるための通過儀礼ということで、明日の最終日に持ち越しそうな勢いもありましたが、明日やってしまうと本当に「今年最後の仕事」になってしまいそうなので、できれば今日で終了!明日は、通常業務のやり残しが無いかのチェックと洒落込みたいですね。(S)

こたつ

2012年12月26日

 
     
  絵本や図鑑などたくさんの児童書を収めた図書室ですが、カーペットの床にエアコンが1台、本を読むのには殺風景ですし、足下が寒いですね。何とかならないものかと思いついたのが電気コタツです。家庭で眠っていたものも有効に使うことにして、まずはコタツ本体を置いてみました。ブンナの部屋も少しは部屋らしくなったのではないでしょうか。あとは、コタツ布団と電源を待つのみです。
 あと1台置けますので、よろしければ文庫に置いてやってください。(u)

雪降りのクリスマス

2012年12月24日

 昨日はまだ雪は無かったのに朝起きてみると外は真っ白な銀世界となっていました。
昨夜、人間が寝静まっている間に、外界を雪に占拠されてしまったようでした。今日も一日雪は降り続け、さらに雪は文庫を埋めました。
 今年もホワイトクリスマスになってしまい嬉しいのやら悲しいのやら・・・。今夜はクリスマスケーキを傍に置き、テーブルに並ぶ豪華な料理を前にして、シャンパンを飲み干す楽しい夢を見て寝ようと思います。(T)

新年のために

2012年12月23日

  

 本日は朝からパッとしない天気となり、せっかくの連休が台無しな気分になりそうな一日となってしまいました。
 そんな凹み気味の一日でしたが、文庫では先日に引き続き新年を気持ちよく迎える為の準備で大忙しでした。
 本館や人形館では、落ち着いた『和』の空間を演出するような障子貼りの窓が数か所あり、一年の締めくくりに新しい障子紙の貼り替え作業に勤しむヒトコマが!なんだか、幼少のころに戻ったかのような気分で、古くなった障子紙をはがしていると「せっかくだから、この障子をはがす前に指でも突っ込んで、思いっきりストレス発散でもしてみようか。」との考えが頭をよぎりましたが、よくよく考えたら「文庫に来てからは、そんなに壊れてしまうほどのストレスも溜まってないな」ということに気が付き、まるでそんな考えすら思い付かなかったかのように、真面目に古い障子をはがす自分がそこにいました。ちなみに、最近の障子紙はアイロンで貼り付けることができるんですよ。皆さん知ってましたか?今日一番の驚きでした。(S)