水上勉の集めた美術の粋
先日から始まりました新企画展でしが、連休に入りまして、ようやく賑やかになってまいりました。
本日は、かなり年齢幅のあるお客様方がお越しでして、面白い反応を様々見ることができました。そうですね、なかでも年の頃はまだ5歳前後のお客様は、企画展示会場に入るとひと言「この絵、浮いてるよ?」と、疑問の声。黒い吊り金具が一瞬目に入らなかったようで、なにやら不思議なものを見たようなお顔でした。でも、すかさず親御さんが「本当だね。浮いてるみたいだね。でも、それよりも、この絵を見て! すっごいきれいな絵だよ」と、お子様の美的センスにくすぐりをかけておられました。
やっぱり、あれぐらいの年のお子様にとって、新しい物に触れるということは、本当に大切なことだと思いました。あの驚いたような、不思議なものをみたかのような表情は、成長過程において大切な経験なんですね。こちらも、大切な勉強をさせていただいた気分です。本日は、ありがとうございました。(S)
このタイミングで発覚
恐ろしい事実が発覚してしまいました。
現在の渡辺淳展も残すところ、あと三日という昨日、とある不都合な事実が発覚。
あれは先日のこと、かなり熱心に見学されていたお客様が帰りがけに一言「今回のポスターに使われていた絵は、展示してないのですか?」と。私は「ありますよ。ご案内しますね」と、いつものように展示室に向かいました。そして一枚の絵を前に、意気揚々と「これです」……返ってきた返事は「いや、違うと思いますよ。ほら、ここ、違うでしょ」と……!
な、な、なんと! 今までポスターの絵として飾っていた絵は、よく似た別物でした(ガーン、、、やってしまいました)。ショックでした。まさか、こんな失敗をするなんて。しかも、企画展終了三日前というタイミングで。
展示準備中に、よく確かめもせずに、コレ! っと、手に取った一枚、まさかです。そのお客様曰く「よく似てますしこの絵も良い物ですけど、ポスターの絵の方が全然素晴らしいですよ」。
いや、この経験を活かして、次の渡辺淳展のタイトルは「よく似た構図で描かれた絵画たち ~学芸員も間違える! そっくりな絵画たち~」で決まりですね。(S)




