訃報
先日の新聞紙面などでご存知の方も多いことかと思います。若州一滴文庫創設からこれまでずっと当館がお世話になり続けていた渡辺淳先生が8月14日にご逝去されました。本日、文庫にいても、何だか支柱が抜けたような感じで館自体がフラフラと揺れている気さえしています(揺れているのは人間の方か?)。
小生は、まだ6年程度しか文庫で活動しておりませんが、その存在の大きさはそこかしこで感じておりました。毎年の講演でお聞きする水上先生との思い出話や、文庫の庭園や建物の由来、先生ご自身のお話などなど。思い出すだけで目頭が熱くなる思いです。しかし、まだまだお聞きしたいことも多かったのに、何故時間のあるときに聞かなかったのかと、力不足で怠惰な自身の身上を悔やんでも悔やみきれないことばかりが頭をよぎります。本当に、まだまだお元気でいてほしかった。
こんなことを書くと、先生からまた電話がかかってきて「Sさん、ワシのことは、いかんで~。恥ずかしいわい。笑笑笑」なんて言われそうです。徒然草に気になることがあったらいつも、すぐに電話がかかってきて「Sさん、今日のは特に面白かった(特にといっても、週に一度くらいは電話かかってっきてましたけど)。あんたのいつも面白いなり、読みごたえあるなりで、ええわぃ! 一滴の徒然草見るの毎日楽しみや」って言っていただいてたんですが……。徒然草一番のヘヴィーユーザーが逝ってしましました。残念でしょうがありません。(S)
甲斐あって
大きな椿の実
出張報告 その2
先日の東京出張の折り、実は前日に休みを取って、一日早く前乗りで東京に行っておりました。なぜ一日早く関東入りしてみたかというと、もちろん遊ぶため……ではなく、鎌倉に行くためです(安心してください。自腹ですよ。笑)。
しかし「いざ鎌倉!」という一大事的なものではなく、北鎌倉の円覚寺と東慶寺を実見するためです。もちろん、この二寺は有名なお寺さんですし、次回の小生の担当企画展にどうしても欠かせない場所。これは、何とかして実際に見とかないと! と思い、出張のついでに鎌倉まで足を延ばしてきました。結果、なんだか一皮むけた気分です。やはり、実際に見てるのと見てないのとでは、大違い。まさにそれを体感した気分です(まさか、あそこまで大きなお寺さんだったとは……しかも、あの雰囲気)。
では、この経験を生かし、次回秋季企画展は盛況になるように、残り三ヶ月で最後のスパートをかけなければなりませんね。(S)


