住みなすものは

2013年8月18日

面白いことが待っていそうな劇場入り口です

 先日のことですが、園内を一回りしてきたお客さんが帰り際に「いや~面白かったよ。最近面白いことが何にも無かったけど。久し振りに面白い一日になったよ。ありがとう。」と一言。よく聞く「よかった」とか「癒されますね」とは、ちょっと違うニュアンスの一言「面白かった」を頂いて、小生の頭の中に浮かんだのは高杉晋作です。確か、辞世の句は

「おもしろき ことなき世を面白く 住みなすものは 心なりけり(後半部分は別の人の付けたしだったと思いますが)」

だったかと思いますが、一滴文庫という施設は誰が来ても変わらない、でも同じ瞬間に10人の人がいたら、10通りの見え方感じ方あるものなんですね。まさに”住みなすものは 心なりけり”といったところでしょうか?
 お客さんから、こういった反応が返ってくるのも一滴文庫ならでは、といったところではないでしょうか?(S)

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