今回も無事に

2019年11月17日

 本日、水上勉生誕百年記念の竹人形文楽『越前竹人形』、無事に閉幕いたしました。台湾からお越しの淡水区の巫区長様をはじめ、多くのお客様にご来場いただき、大変有意義な二日間となりました。台湾の皆さまには、言語的な隔たりもありましたので、どうだろうかと気をもんでおりましたが、全くの要らぬ世話だったようで、その感激ぶりは、劇場からでてきたお姿だけからでも察することができるほど。やはり「芸術というものは言語を超える」(確か西田幾多郎の言だったかと思います)んですね。

 そして、このタイミングで世に出した竹人形のあらすじ入り栞の反響も気になるところでしたが、皆さまから「素晴らしい」や「センスが良い」、「さすが文学館」という、うれしいご意見をいただくことができました! 有意義な一日でしたが‥‥‥そろそろ私自身の身体も限界に‥‥‥って、早速明日からは週末の東京出張展示(金曜日から月曜まで一滴を離れますが、探さないでください…って、くどいですね)の準備を進めなければ‥‥‥。替えの利かないこの体、いったい誰が気遣ってくれるのか(笑)。(S)

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