2018年12月

平成30年、本日で終了です

2018年12月28日

 本日で、今年の開館日も終わりです。皆さま、一年間大変お世話になりました。また来年も、引き続きよろしくお願いします。

 さて、毎年恒例になりつつある、今年を振り返ってみましょうかね(個人的なものですが)。

 今年は、年明けそうそうから、福井新聞での連載記事や、福井県が発行した「幕末明治福井150年博」関連の原稿などをはじめ、色々なものに小生の拙文を掲載していただきました(ありがたや、ありがたや)。そして、ほぼ毎月という感じで、どこかここかで呼ばれて話をしてきました(講演やパネルディスカッションなど)。今、思い返しても忙しい一年だったと、つくづく感じております。ただ、この忙しさは、来年になってもどうやら継続‥‥‥。年明け早々から、様々な事案が立て続けに予定されております。その中でも、水上勉生誕百年記念事業と、萱葺館の再開館、台湾関連事業の三本は、平成31年度(さて、新年号はどのようなものになるのやら)に予定されている事業のなかでも、小生の主軸(この3つから、それぞれ小さな事業が発展していきます)になりそうです。

 まだまだ、来年のことはどうなるかわかりませんが、頑張っていくしかないですね。

 

 それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。(S)

門松

2018年12月27日

 長屋門の入口に門松を飾ってもらいました。女性職員の手作りです。竹に松、マンリョウ、ナンテン、ウラジロ、ユズリハと、新年を迎えるのにはありがたいものばかりです。それぞれ由来がありますが、ウラジロとユズリハは無理としても、マンリョウの夢ぐらいは見たいものです。(u)

団栗

2018年12月26日

 空に黒い雲が覆う寒い一日でした。
   写真は朝の庭掃除で、雑木林の落葉を掻き集めていて見つけた団栗です。落葉の下からたくさん出てきました。カラッと晴れた日に、パシッ、パシッと竹紙工房のトタン屋根に当って、コロコロコロ落ちる音を聞いたのを思い出しました。こんなにたくさん実を付けて落したのだと驚きました。私の今年最後の日記になりました。お正月は雪が降り、寒そうです。(T)

思い立ったが・・・

2018年12月24日

 掘り出し物はないかと、水上勉で古本屋の図書検索。絵は描かれたけどこんな画はという雑誌名の横に、水上勉を始め、名の知れた小説家の名前が並んでいました。ご丁寧に、目次と水上勉の小説の最初のページの写真付きです。となれば、手に入れたくなるのが常。さて、あとは楽しみに待つだけです。(u)

越冬は別の場所で

2018年12月23日

 本日、いよいよ差し迫った年末に向け、しばらく開けっ放しにしていた雨戸を久しぶりに閉めようと戸袋に手を伸ばし、中に納められた戸を引っ張り出すと‥‥‥。バタバタバタっと、何かが剥がれ落ちていきます。最初、板の表面が劣化により、塗装(?)がボロボロと剥がれ落ちたのかと思ったら、いやいや床で一斉に動きだす! なんと、そこで越冬を考えていたカメムシが、信じられないくらい大量に落ちてきているではありませんか。たぶん、今年はここで! と決め込んで、ぐっすりお休み中だったのでしょうが、何とも申し訳ないことをしてしまいました。

 しかし、あんなに大量のカメムシを一度に見たのは初めてで、正直全身に寒気が走ってしまいました。今日は午前中暖かな一日で、開館前の作業中はジャンパーも脱いで園内の掃除に勤しんでおりましたが、あの瞬間、季節が冬だということを思い出してしまいました。(S)