仏教とは

2015年2月25日

 先日の徒然草にも記載がありましたが、イベント「墨蹟を語る会」無事終了しました。私も白隠慧鶴禅師の墨蹟について語らせていただきましたが、やはりなかなか身に付かない(付いていない)ものは語れません。私、この日ために数冊(今回、初めて水上勉著『良寛 正三 白隠』を読みました。目的があると読書が進みます。)の書籍を読みましたが、それではまだまだ白隠の思索に近づくことは難しいです。そういえば昔、マックスウェイバー(超有名な社会学者です)が書いた仏教についてのキツイ書評を思い出しました。

 

 初期仏教がインドから消滅してしまったのは、それがあまりに知的で、大衆的な宗教となりえなかったからである。

 

 う~ん…。何となくわかるような気がします。仏教は、宗教というカテゴリーに入るのかさえ疑問が残ります。私には、難しい問題なので今後の課題とさせていただきます。(S)