雨
一滴水記念館
台湾から、無事に帰国しました。いや~、すごい熱気にあふれる国でした。と、いっても遊びに行ったわけではないので、観光地を巡る‥‥‥といった行動は、まったくといっていいほどなかったのが残念でしたが(横目で、博物館やら美術館を眺めていただけの数日間でした)。まぁ、それでも、なかなかできない体験をいっぱいさせていただきました。中でも、今回のメインである一滴水記念館(水上先生のお父さんが建てた古民家を、台湾に移築して記念館として活用しているものです)の視察は、時間は短かったのですが大変充実したものでした。今後、台湾と交流を持つうえで一滴水記念館を実際に見れたことは、大きなプラスになることは間違いないでしょう。
さて、今回の出張の成果を数年以内には出さないといけないですね。やはり、観光による交流よりも文化による交流の方が、深くて濃いものになってくれるという私の勝手な信念(?)を、皆さんにも見ていただかないといけないですね。この鉄は、早く打てばかなりいい形になってくれるのではないかと期待半面、私自身の身体がもつかという不安半分な出張明けの徒然草でした。(S)
椿の実
今日はグッタリするぐらい暑かったです。
本館横の椿の木に実が幾つも生っていたので写してきました。毎年実をつけますが、今年は数が多く実は小振りです。水上勉は好きだった椿を文庫に植え、さらに椿にまつわる話をたくさん書いています。
午後からほんの30分ぐらいしか滞在出来なかった来館者がありました。地方から業者としておおい町に来た方で、おおい町の道の駅で一滴文庫のポスターを発見して来られたとのことでした。『わたし水上勉が書いた「飢餓海峡」が好きで、本を十回以上も読みました。あんなすごい作品を書く作家がいるんだとびっくりしました。その作家がつくった文庫がこんな所にあるなんて夢の様です。』と言って館内をくまなく見て周られていました。帰りにはもちろん若州一滴文庫版『飢餓海峡』を購入して帰られました。時代を経ても引き継がれる小説の力を感じました。(T)


