連続講演企画 第二幕

2025年7月19日

 本日は、開館40年記念の連続講演会の第二回目でした。タイトルは「ふるさとに込めた水上の思い」です。多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。なかには、「水上勉さんのお母さんに向けた思いがすごすぎて、お話し中に涙が出そうで、こらえるのに苦労しました」とのご感想もいただくことができました。

 小生の拙い話で申し訳なかったのですが(途中で、何を話しているのか自分でも「こりゃ、あかん」と思いながら、今回は圧倒的に勉強時間が足らなかったです)、それでも熱心に聞いてくださる方々に恵まれる一日でした。

 さて、次は10月25日(土)の帰雁忌スペシャル講演会です。本当にスペシャルなゲストをお招きするので、そちらも楽しみにお待ちください。(S)

暑くて、とけそうです

2025年7月16日

 日中、何かの視線を感じるというか、何ものかの気配を感じるというか、外を見ると、窓にセミが……。あっ、気が付くと、そんな季節でしたね。

 と、そんな当然のことはさておいて、近づいてまいりました次の講演会! はい、第二回目の連続講座です。今週末の19日(土)の午後からです。こんなに暑いと、誰も来てくれない気がしておりますので、ここで念の為の広報活動です。まぁ、誰もいなくても、しゃべる方としましては、それはそれで気が楽でいいのですが(笑)。

 ということで、御用とお急ぎでない方は、週末は一滴文庫でお過ごしくださいませ。これをご覧になっているあなたですよ。よろしくお願いいたします。(S)

水上作品舞台散策

2025年7月12日

 先日、とあるご縁がありまして、水上勉の名著『湖の琴』の舞台となった滋賀県長浜市木之本町に行ってきました。とあるご縁とは、そこの製糸工場で作業をされている方が一滴文庫に来館いただいたことに端を発しています。せっかくのご縁ですので、その蚕が紡ぐ糸を頼りに、糸工場の見学です。文学としては、知っておりましたが実際に目にするのは初めて! こちらでお仕事をされていた方々とお話をさせていただくと、「水上さんの映画『湖の琴』に、私のおばあちゃんが手だけ出演しているのよ」というエピソードもお聞きできるなど、とても意義深い時間をすごさせていただきました。

 そして最後に、近くの神社にお参りして帰路に。かなり濃い一日でした。(S)

職場体験

2025年7月9日

 本日、近所の中学校から二人の中学生が職場体験に来てくれました。朝から学芸業務の一環として、美術品の解説パネル(俗にいうキャプション)の製作と設置。お昼から六角堂でのウエイトレス体験&お抹茶たて(自分達が飲む用)。そして図書室での司書業務と盛りだくさんの内容でした。

 本来(例年)であれば、二日間で実施する内容でしたが、今年は火曜日と水曜日が職場体験の日ということで、火曜日休館の当館としては、大変申し訳ないのですが一日しか対応できませんでした。ですので、つめ込み学習となってしまいましたが、しっかりと一日文庫のお仕事を頑張って体験してくれたお二人は、きっと10年後に職員となって戻ってきてくれるのではないかと、小生は期待に胸を膨らませております。

 さて、一滴での職場体験をおこなった子ども達が後々どのような道を歩んでいくのか……非常に興味深いところです。(S)

久しぶりの文庫です

2025年7月3日

 本日、お越しになられたお客様とお話させていただくと、今回で3回目の来訪とのこと。開館当初に一度、それから10年くらいたって二度目、そして今回が三回目とのことでした。今回の印象をお尋ねさせていただくと、「どんどん良くなっている印象です。建物の雰囲気も年を経るごとに重みが増して、展示もじっくり拝見させていただきましたが、こちらも凄みを感じるほどです。あれから(最初に訪れてから)もう40年近く経つのですか……今回の感想としては、年を経れば衰えるものもあるが、ここのように魅力が増すものもあるのかと、しみじみ感じているところです。願わくば、我々老人もこのようにありたいですね。ちなみに、私はもうすぐ90歳です」とのことでした。

 いやいや、とてもご年齢を感じさせない受け答えのしっかりとした方でした。この方の40年間の過ごし方にも、一滴に通じるものがあるように私は感じました。(S)