2010年1月

新刊図書のご紹介『ハウラの赤い花』、『アリ・ハチのなかま』

2010年1月25日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

『ハウラの赤い花』―イラクの少女がねがったこと(2010年1月15日刊)、『アリ・ハチのなかま』-海野和男のワクワクむしずかん7(2010年1月20日刊)の児童書2点を版元の新日本出版社よりご寄贈いただきました。

最初の『ハウラの赤い花』は、1991年の湾岸戦争以来、イラクではガンや白血病の子どもたちがふえつづけ、劣化ウラン弾の放射線の影響が疑われています。そして、イラク戦争でも再び使用された劣化ウラン弾は戦争から6年経った今も多くの子ども達の体に害をもたらしています。
闘病中にハウラが描いた赤い花の絵に、NGOスタッフの佐藤真紀氏が文をそえています。絵本は、大人がまねいた戦争の愚かさを訴えていました。
また、日本人の善意と愛が募金となって、戦争の犠牲となった子どもたちに医療支援となって届いている事を知り、うれしくも思いました。世界でも先進国といわれる日本の役割は大きいです。

2冊目、『アリ・ハチのなかま』は、翅をもち、空を飛びまわるハチたち。地面を歩きまわる力持ちのアリたち。アリもハチも卵を産む女王と、世話をしたり、えさを集めたりする者に分かれます。仕事を分業し、家族的集団生活をしている昆虫たちです。その様子を美しい写真で紹介。アリとハチは体のつくりも生活も近い仲間ということがよくわかります。姿は似ているけれども仲間ではない、アブやハエなどのちがいもわかり易く紹介しています。

本館図書室ブンナの部屋にあります。お立ち寄りの際にぜひご一読ください。(T)

冬晴れの一日

2010年1月24日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

青空と乾いた空気、穏やかな冬晴れの日でした。真冬の下でも春の訪れを知ってか木々は枝の先に小さい蕾を付けています。裏山のサルは屋根で昼寝をしていました。今日はこの日和に誘われて京阪神からのお客様が多くご来館下さいました。(M)

椿

2010年1月23日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 昨年の夏、リンゴのような赤い実をつけていたヤブツバキが咲き始めました。大きな実をつけるわりには小さな花ですが、一重の赤い花が堂々としているように見えます。(U)

住処

2010年1月22日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

暖かな日が続き、このまま春に突入と思っていましたが、朝方は気温も下がり曇った空から霰が降ってきてパチパチと音を立てていました。こんな寒い日は六角堂の薪ストーブが一番。
縛った薪をほどくと、薪の間からカメムシとコオロギが現れました。冬場の住処のようです。
寒いのは人間と同じ様です。心を鬼にして薪ストーブにくべてやりました。南無阿弥陀

日当たりの好い処では、桜の開花や竹の子も見られるとの事を聞きました。春は近いようです。(T)

2010年1月21日

一滴徒然草画像  一滴徒然草画像

 隠れてはみたものの、ちょっと気が引けるのか、赤い顔だけ出して、万両の実を食べてました。こんな仕草はご愛嬌ですが、堂々と歩かれるとちょっと引いてしまいます。お互い距離を置くのが一番です。(U)