廃墟にみる、諸行無常の響きあり。
2012年6月18日
本日文庫散策中に、園内で諸行無常の一場面に出会うことになりました。朝、出勤時に軒先からぶら下がっていたミノムシが、夕方には地面に落っこちているのを発見しました。ちょっと心配になって中を覗いてみましたが、ミノさんのいる気配はなかったです。
新居に引っ越ししたのか、寿命を迎えたのか解りませんが、朝までこの世界に存在していたものが、夕方(一瞬先)には非存在になっているという現実に改めて驚くとともに、平家物語の有名な書き出し部分を強く思い出さずにはいられませんでした。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」………高校依頼なのに、よく覚えてたと、自分に感心しました。(←まさに、奢れるSも久しからず、というフレーズがぴったりな一文です)
覚めることの無い春の夢は、いつになったら終わることでしょう。(S)


