竹紙の作り方

竹紙の作り方

竹から紙をつくる「竹紙漉き体験」は若竹を材料とします。よく乾燥した竹の皮を薪で煮て水にさらし、木槌で叩いて繊維をほぐしたものを、溜漉きという方法で漉きます。

風と太陽で自然乾燥してできあがり。ふんわりした温かい風合いの葉書を作ります。

竹紙の作り方1

15月末頃の若竹の節を除き、一年以上水に漬けて寝かせたものを取り出します。若竹のゴミを取り除きながら、よく洗います。

竹紙の作り方2

2ソーダ灰(炭酸ナトリウム)を加え、柔らかくなるまで煮た後、水にさらしアクを取り除きます。

竹紙の作り方3

3石臼で叩き繊維を取り出すと餅状になります。

竹紙の作り方4

4出来上がった竹餅を水の中でよくかき混ぜて、漉き枠で漉き取ります。

竹紙の作り方5

5天日に干して乾かします。

竹紙の作り方6

6よく乾燥したら網と紙の間にヘラを差し込んで紙をはがします。うまくはがれたら竹紙の完成です。