金閣炎上

2024年1月20日

 先日、諸々の所用があって舞鶴方面をぷらぷら(お仕事ですので、ぷらぷらという表現はちょっとまずいかな)してきました。さて、その用事のひとつは、『金閣炎上』に関することです。舞鶴といえば、金閣寺に火を放った林養賢さんの出身地ですね。ということで、林養賢さんの出生地(附近)や墓所、そして通っていた田井の小学校跡地(もう別の建物が建っていました)などを散策してきました。

 水上勉と三島由紀夫という二人の文学者が書いた【金閣寺】の放火事件。それをヒントに巡る関係地(これが所謂、聖地巡礼というやつですか)。なかなかでした……。しかし、これは、事前に知っている人に教えを乞わないと、絶対にわからないような場所。今回本当にいい経験になりましたし、新しい知見が手に入りました。

 今まで、金閣関係はあまり調べてなかったのですが、いい機会にあたりました。さて、いつかの企画展に今回の調査を反映させる段取りを組もうかな。先が楽しみです。

 ちなみに、写真は、田井の漁港。林養賢さんが通った学校の目と鼻の先です。(S)

久しぶりの晴天

2024年1月17日

 こんなに気持ちの良い青空は、久しぶりな気がします。

 なんとも清々しい気分です。こんな天気の日には、やっぱり竹紙漉きです(いや、何で!)。

 本日も、本館となりの茅葺館付近で、竹紙漉きの先生が新春竹紙漉き初め(?)をおこなっておられました。もちろん漉上がった竹紙は天日干しですね(だから天気のいい日は竹紙漉き!)。本館の軒先で太陽の光にあてられる竹紙は、なんとも気持ちよさげです。昔、先生から「冬の冷たい水で漉きあげた竹紙は、ややピンクがかった綺麗な一品に仕上がるの」と教えていただいたこともあり、今回の作品がどのように仕上がってくるのか、今から楽しみでしょうがありません。

 皆さまも一滴にお越しの際には、是非一度その手で竹紙の肌触りをお確かめください。新しい発想が生まれるかもですよ。(S)

荒れアレの一日!でも…

2024年1月13日

 今日は一日、荒れました。突風、雨、霰、激寒、と思ったら晴れてきて、また雨。大変な一日でした。

 ですが、そんな厳しい環境(笑)のなかでもお客さまは、来てくださいます。

 本日お越しの一団さんは、本館に着くなりストーブを囲んで「ここから離れられないなぁ~」のひと言。そこで、私もその輪の中に入り、簡単な説明をさせていただくと「いや、そんな説明されたら、すごい見たくなってきた! しょうがない、寒さを我慢して見学行ってきます」と、言われて、展示室にGo! それから、しばらく展示室から出てこられませんでした。本館を後にする直前、「寒さを忘れるくらい面白かった。解説の文章も、ぜんぶ目を通しました。すごく分かりやすく、そして楽しんで読むことができました。これは、心からすごい場所だと、関心しました」との感想をいただきました。

 ですが、本館を出られたとき、外は大荒れ。それでも、竹人形館と劇場は、是が非でも見て帰ると宣言してお進みになられました。

 園内は、大風の影響で、小枝や杉葉などが散乱状態、しかも雨と霰で滑りやすい。それでも、臆すると来なく進んでいく様は、本当に楽しんでいると感じることができるものでした。

 うれしいですね、それだけ喜んでもらえるということは! さて、1月も半ばに差し掛かりました。残りも気を抜かず、頑張っていきましょう。(S)

お問い合わせ

2024年1月10日

 先日降った雪も、だいぶ溶けてきました。それでも寒さはひとしおです。

 さて、あまり年の初めから「寒い、寒い」とは言っていられません。お客さまもボチボチお越しになられますし、問い合わせもかかってきます。

 本日いただいたお問い合わせは、出典確認です。お電話口でお話を聞いてみると「若狭本郷駅のことが書かれた‥‥」というものでした。聞いた瞬間に「あっ! あの作品だ」と閃きましたが、「いったん調べてから、ご連絡させていただきますね」と一呼吸おいて、図書室に向かい、その一冊を開いてみると、ビンゴです。まさにその文面が、目に飛び込んできました。

 いつも、このように(いや、アニメの一休さんのようにと表現させてください)、すぐに「!」が頭に浮かんでくれると助かるのですが、日頃はなかなかそうはいきません。ですが、本日はバッチリでしたので、これは幸先の良い一年のスタートだと、自分に言い聞かせてみました。

 どうですか、こんなプラス思考の頭の中って。少しだけ幸せの先取りな一日でした。お問い合わせいただき、ありがとうございました。(S)

本年もよろしくお願いいたします

2024年1月6日

 年が明けましたね。

 無事に…とは言いがたい、「おめでとうございます」とも言いがたい、なかなか難しい一年のスタートとなりました。とりあえず、一滴文庫は地震の影響もなく予定通りの開館をいたしております。

 それでも、2024年が始まりましたので、本館ラウンジの渡辺先生の絵も一点入れ替えを行って、新春の爽やかさを演出してみました。今回、初お披露目の作品は「廃窯」(油彩、F80号、1970年5月作)です。かなり素晴らしい一点ですので、お近くにお立ち寄りの際には、是非一度一滴まで足をお運びください。

 さて、今年もいろいろな企画を考えております。できるだけ多くの方にご来館いただけるように頑張っていきますので、皆さまの一層のお引き立て心よりお願い申し上げます。(S)