正門の壁塗り
2012年3月3日
今日はお天気も好く、一滴文庫に沢山のお客様がお越しになり賑わいました。
いま、一滴文庫正門の土壁の塗り替えをしています。長年の風雨や光のため色褪せ、劣化してきていました。白壁ではなく、少し赤色をおびた壁土が塗られていたので、左官屋さんに聞いてみると※「じゅらく壁」とのことでした。お客様が入場する門が美しいのは、気持ちの好いものです。(T)
※じゅらく壁
和風建築の代表的な塗り壁の一つ。安土桃山時代に完成した聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近から出た土で作られたことから、この名がついたという。赤褐色の土を混ぜ、茶室などに広く用いられてきたが、最近ではじゅらく壁と同じような風合いに仕上げた壁も、じゅらく壁と呼ぶ。