目が向くのは

2016年5月27日

 「草も花の仲間です。大事にしてやって」、文庫ではとっても大切な言葉です。花が咲いていれば草取りを少し待ち、花瓶に挿したり、プランターで育てたりもしています。そのプランターのひとつから、赤い実がひとつ、大きく育っていました。てっきり、イチゴを育てているものと思っていたら、ヘビイチゴらしく、どうやら、草取りをさぼった結果だったようです。それにしても、ヘビイチゴってこんなに大きかったかしらと調べてみると、ヤブヘビイチゴというようです。ヘビイチゴに似て、日当たりの悪い藪のような環境を好むことからこの名がついたそうです。食べられる(食べた)、食べない、毒があるから食べてはだめ、どれがほんとやら。結果、毒はなく、食べられるけどおいしくないとのことでした。文庫の一角でも、ヨモギに混ざってたくさん実をつけていましたが、やっぱりヘビイチゴ、食べたいとは思いません。
 文学館とはいうものの、そちらのことはどこえやら。庭のことばかりに目がいきます。大丈夫、ここには二人の学芸員がいますから。(u)

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