2024年6月
ボーっと

竹人形が終わってから、数日が過ぎました。ちょっと私、ボーっとしてます。色々な忘れ物やミスなどのヤラカシが散見されます。こりゃいかん! と、奮起したいところですが、今しばらくお時間をいただきたいところです。
そういえば、竹人形の二日目は雨でしたので、翌日旗指物を天日干しして、そのままクリーニングに出しました、が……ちょっとした綻びを縫ってからと考えておりましたのに、どうやらそれも忘れてて、そのままお店に持って行ってしまったことを今さらながら思い出してしまいました。
来年の今頃、またこの記憶がよみがえり「なぜ、あの時、気が付いた時に手を付けなかったんだ~俺よ!」って、葛藤するんだろうなぁ~と、思いつつ、クリーニングから戻って来るまで、今しばらくボーっとさせてください。
うん、それぐらいは許されるはず。(S)
両日ともに
令和六年の竹人形文楽も無事に終わりました。両日ともに盛会でした。今年も、終幕後に会場から出てくるお客様が「最高だった」とか「これは、他では見ることが出来ませんね。納得しました」などなど、とても嬉しい感想を語ってくださいました。
一方、会場の雰囲気などを示す写真などは、というと……あまりにバタバタしすぎて、撮影するの忘れてました。
そして、本日最年少だった小学校低学年の女の子! どうだった? と、聞いてみたら、「むずかしかった」と、教えてくれました。でも、楽しそうに答えてくれたので、連れてきてくれたおばあちゃんも満足気(と、思いたい)でした。
今年もこれで一安心、何とか折り返しのコーンを無事に回ることができました。さて、後半戦も一気に駆け抜けるぞ。(S)
没後20年特別企画……の一環

先日、おおい町内に所在する二つの中学校で特別授業を行ってきました。わが法人が誇る、お二人の先生が子どもたちの前に立ち、水上勉と渡辺淳のエピソードから様々なものを感じ取ってもらおうと奮闘。私も、その熱意溢れる授業をすぐ横で聞かせていただきました。もちろん、授業の最中は、子どもたちの顔を注視しながら先生のお話に耳を傾けて、そして合図が飛んでくるとパソコンを操作して……と、大忙しでした(笑)。
このような活動は、そうそうできるものではないのですが、やはり没後20年という年回りならではです。子どもたちにとっても、特別な一日となってくれたのではないでしょうか。皆さんの心に、水上勉と渡辺淳そして一滴文庫のエピソードが少しでも残ってくれることを願います。(S)
来週の今頃は

いよいよ今年度の竹人形公演の日が近づいてきました。今年も、あれよこれよという間にその日が迫ってきました。今回も色々と準備に追われておりましたが、頭の中では「あれ、あれはやったかな? あれは、あったかな?」と何かやり残したこと(忘れ物)がないか、最後の確認がグルグル巡っております。
劇場竹林の竹も、サルの襲撃と戦い、何本かは新しい竹が成長してくれました。そのサル対策の鉄の囲いも本日取り払われ(これから先、残った竹をサルに悪戯されたら……)、明日若州人形座の皆さんの到着を待つばかりです。
さて、一週間後の今頃は、公演が終了してお片付けの時間でしょう。その時に「しまったな…」という顔をしているか、「今年も良かったな」という顔をしているか……。う~ん、やや不安が残ります。(S)