2024年2月

現地調査

2024年2月26日

 先日、水上勉先生の足跡をたどって、ふらふらと高浜の高野に行ってきました。『椎の木の暦』名作ですね。その作品に出て来る場面、場所、風景、人、現地に立つと、すべて新鮮な物語のワンシーンだけではないと思い知ることができます。

 そういえば、昨年の帰雁忌で来場者から「『椎の木の暦』は、とても素晴らしい内容だから、ぜひNHKの連続ドラマに採用してもらえるように運動してくれ」という御意見もいただくことができました。その下調べ(という訳ではないのですが)としての高野散策。以前に、渡辺淳先生のご案内で歩いた時とはまた違う感覚で時を過ごすことができました。

 このときの成果報告は、また改めて! 添付の写真は、水上先生と教え子の三十数年振りの再開のときに参加した方が撮影したスナップです。みんなでタモの木の所まで、水上先生をお迎えにいったとのことでした。(S)

一滴音楽マラソンはじまります

2024年2月22日

 いよいよ明日は、一滴コンサート第一弾です! まずは、例年好評の「冬ごもりライブ」。今年は、地元バンドの皆さまによるステージです。

 そして三月に入ると、皆さまご存知! 茶木みやこさんの「春一番コンサート」、そして津軽三味線の「川本高虎コンサート」と、続きます。

 明日から始まる一滴音楽マラソン! 皆さまもぜひお越しいただき、それぞれの音の響きをご堪能下さい。よろしくお願いいたします。(S)

一滴の構造

2024年2月18日

 先日、とある団体さんをご案内していたら、「すごい梁ですね。しかも、こんな構造なかなか見ることができない。それに一本一本職人さんが調整しているじゃないですか」とのご指摘をいただきました。「そうです、この木組みの複雑さ見てあげてください、これぞ日本の伝統建築物のすばらしさ! こんな構造体なかなかお目にかかることはできないですよ」と、胸を張って言わせていただきました。

 本館を案内するときに、よく私が言う説明の中に「ここの見どころは、たくさん展示してある美術品だけじゃないですよ。建物の構造なんかも見どころです」と、付け加えたいもしています。

 皆さんも、一滴にお越しの際には、ぜひ首を上に傾けてそのまま横に半回転させてみてください。きっと、首が痛く……じゃなくて、一滴の構造のすごさに驚かれることだと思います。(S)

2024年2月16日

暖かな一日でした。ちょっと動くと汗をかくほどでした。

 さて、そんな中ですが、一滴では新しい道具を活用しての薪割り三昧です。今までどんなに頑張っても割ることが出来なかった丸太も、新しく仲間入りした「ネジリクサビ」のおかげで、バッキバキに割れてくれます。

 さぁ〜暖かい六角堂維持のために、あと一ヶ月ちょっとの薪を割り続けていきましょう。

 このまま割り続けたら、春ごろには一滴職員ムッキムキになってるかもしれませんね。(S)

ひな祭り

2024年2月11日

もうすぐ「ひな祭り」ですね。

ということで、一滴でも茅葺館でお雛様の飾り付けを行いました。六角堂スタッフさんたち総出での準備! 楽しそうでしょ。

皆さまも茅葺きにて、お雛様を見学しながらお茶会でもどうですか? 茅葺館は、飲食自由のフリースペースです。ぜひ、ご利用下さい。(S)