現地調査

先日、水上勉先生の足跡をたどって、ふらふらと高浜の高野に行ってきました。『椎の木の暦』名作ですね。その作品に出て来る場面、場所、風景、人、現地に立つと、すべて新鮮な物語のワンシーンだけではないと思い知ることができます。
そういえば、昨年の帰雁忌で来場者から「『椎の木の暦』は、とても素晴らしい内容だから、ぜひNHKの連続ドラマに採用してもらえるように運動してくれ」という御意見もいただくことができました。その下調べ(という訳ではないのですが)としての高野散策。以前に、渡辺淳先生のご案内で歩いた時とはまた違う感覚で時を過ごすことができました。
このときの成果報告は、また改めて! 添付の写真は、水上先生と教え子の三十数年振りの再開のときに参加した方が撮影したスナップです。みんなでタモの木の所まで、水上先生をお迎えにいったとのことでした。(S)