4月2018
満員御礼
巷では、ゴールデンなウィークとして活気に満ちた日々がスタートしているみたいですが、それはここ一滴とて同じこと! 本日は、多くのお客様に恵まれて園内から楽しそうな会話が途切れることがないような一日でした。そんな中でも、企画展や頼まれている講演(また6月に一本、依頼されました。6月はこれで2本‥‥同じ内容ならちょろいのですが、全く別々の内容です。干からびそうですね)の準備など、今のうちに進めておきたい案件ばかりですね。
連休が終わったら、いよいよ待ちに待っていたある業務に取り掛かります。今から楽しみですね。皆さまも大型連休を十分にお楽しみいただき、一滴文庫にもお越しください。よろしくお願いしますね。(S)
なんじゃもんじゃの開花


一日中好いお天気で陽射しも強かったのですが、風があり寒かったです。
このお天気でナンジャモンジャがいつもより早く開花しはじめました。昨日、一滴文庫来館目的のお客様から電話連絡があり、「ナンジャモンジャはもう開花してますか?」との問い合わせでした。昨日はまだ蕾で咲いてなかったので、まだ蕾のようです、と返答をさせて頂きましたが、今日咲きはじめました。
本館前に生える2本のナンジャモンジャの木は一方が雄株、もう一方が雌株です。雄株の方だけが咲きはじめました。お客様は、満開になったナンジャモンジャを見るのが目的とのことでしたが、おそらくゴールデンウィークの中日ぐらいが満開になりそうです。満開になったナンジャモンジャを遠目から見ると、こんもりと葉の上に白い雪が積もっているかのように見えますよ! 白い花弁のナンジャモンジャが来館者を迎えてくれます。緑豊かな心地よい一滴文庫にどうぞ足をお運び下さい。(T)
手入れ
ツツジの開花
うす暗い天気でも華やかな一滴
今年の出来は
妄想
暑いけど気持ちのいい一日。子どもたちの声と走り回る足音が、なんともさわやかな雰囲気を醸し出してくれておりました。
なかでも気になるご家族が門をくぐり「あ~懐かしい。何だかきれいになったけど、変わらない雰囲気もあるね~」と一言。お連れのお嬢様(といっても、小さな赤ちゃんを抱いておられたのでお母さんかな)が「あ~たぶん、この辺に座って絵を描いてた記憶があるよ」とのこと。何と! 本日も淳先生の教え子(先生は、教えとらん、ワシの方が教わっとったぐらいやから…と言われていましたが)さんがお越しいただいたようで。
本日は、ちょっとバタバタとしておりましたので(頭の中がですが)、あまりお話もせずに門のところでカメラのシャッターを押しただけの交流でしたが、後で本館の自由帳に目を通すと、やはり20年ほど前に淳先生と一緒に絵を描く楽しみを模索されていた方だったようです。たぶん、その頃は小さな子どもさんだったでしょうに、もう赤ちゃんを抱いてのお戻りとは……。はぁ、淳先生がいたら喜んでくれただろうに……。今日は、いいスケッチ日和だったので、そろそろ淳先生も顔出してくれるかなぁ~と思ったりもしてたんですが……。そんな気分な一日でした。(S)
一人静(ヒトリシズカ)
一滴の雰囲気
あれは先日のこと、とあるお客様を本館展示室にご案内させていただきますと、一言「いや、これはまいった」と手を叩かれました。どうかしましたか? と尋ねると、お客様の地元で昔、同じ様な文化施設の立ち上げに携わったことがあったそうなんですが、一滴の雰囲気を数歩感じただけで「これだった!」と思ったとのことでした。もっと地元に密着して、ただの美術作品の展示場としてだけではなくと散々模索していたけど、結局ハード面(建築面)は他の施設と変わらず、ソフト面(内容)を充実させた(地元の作家さんや音楽家さんを招いてのイベントなど)だけで終わってしまったほろ苦い思い出がよぎったとのことでした。お客様の「これだった」の「これ」が、いったい何を指していたのかはお聞きできませんでしたが、一滴文庫の雰囲気にかなり感じ入っていたご様子でした。
まぁ、ここは水上勉の想いだけでできているのではなく、渡辺淳をはじめとする地元の皆さまの支えで成り立っている施設ですからね。一朝一夕でできるものでもありませんが、改めて一滴のすごさを感じさせていただいた瞬間でした。(S)