地本問屋の跡取り息子・政之介は、美しい「錦絵」に憧れ、絵師になる夢をあきらめずにいた・・・・。
江戸時代中期の若き浮世絵師・鳥居清政のお話です。東洲斎写楽は清政だとしたら。時代の流れに巻き込まれながら、絶望し、ささやかなともしびを見つけていく少年の葛藤が描かれています。
ブンナの部屋に置いています。