2011年3月11日巨大な津波が岩手県釜石市を襲う。釜石小学校184人の子どもたちは、おとな顔負けの判断と行動で大津波を生きのびた。それどころか周りの多くの人達の命をも救った。ごく普通の子ども達のどこにそんな「力」がひそんでいたのだろうか――。

東日本大震災の悲劇から得た教訓がアニメーション化され、小学校で行われてきた避難訓練の成果が実を結んだことが描かれている。この教訓を日本の何処で、いつ起こるかわからない震災に生かしたいものだ。