あらすじ越前竹人形
 越前竹神村に、氏家喜助という竹細工師がいた。母に早く死に別れ、一年前に父も逝き、偏屈者の喜助は村の衆を避けるように、竹細工仕事に精を出していた。
 ある日、かつて父の情人であった芦原の娼妓玉枝が墓まいりに竹神村をおとずれ、その喜助の孤独な住まいを訪ねる。喜助は竹の精のように美しい玉枝に憧れ、その日から玉枝に似た竹人形をつくりはじめる。
 やがて喜助はその竹人形を完成させ、玉枝と交流を深め、ついには玉枝を妻として迎える。喜助の作る竹人形は「越前竹人形」と呼ばれて世間でも評判になり、喜助は竹の精のような玉枝のイメージを次々に精巧な竹人形に結晶させていくのだが、妻である玉枝を抱こうとはしなかった。
 寂しく思っている玉枝の前に、娼妓時代のなじみの客、越前竹人形人形問屋の番頭崎山忠平が現れる。崎山の出現によって、喜助と玉枝の運命は大きく変わっていく・・・・・・。


・・・水上 勉
演出・・・幸 晃彦

人形美術
衣装・・・・植田 いつ子
かしら・・・高橋 弘子
ボディ・・・岸本 一定

語り 飛鳥井 かゞり

人形遣い
   幸 晃彦
   静永 鮮子
   木田 良子
   岡村 宏懇
   塚原 史郎
   牧野 鏡子
   山田 彩乃

篠笛 辻 あつこ

照明  福井 邦夫・中村 藍子

音響  須川 由樹 (有)T&Crew

舞台美術 幸 晃彦

協力  向坂 典子