2017年帰雁忌

今年の帰雁忌は10月28日(土)に開催されました。当日は朝から小雨の降る天気となりましたが、たいした降りとはならずなによりでした。帰雁忌は若州一滴文庫の一大イベント。大勢のお客様をお迎えしました。

 

式典前には、「葉風会」による琴の演奏があり、美しい着物姿で、日頃の練習の成果を来館者の方々に披露されました。

 

本館ラウンジでは「白玉会」による茶席「一滴庵」が設けられ、葉風会とともに和服の女性の姿が秋の一滴文庫に華を添えてくれました。茶席には、おおい町大島出身の儀山善来禅師の墨蹟「松無古今色」が掛けられました。

 

帰雁忌式典は、大飯中学三年生による水上勉著「天の恵み」(『続・閑話一滴』所収)の清々しい朗読で始まり、来賓挨拶のあと、「第八回水上文学の風景写真展」表彰式が行われました。それにつづく講評では、入賞・入選作品がスライドとコメント朗読で紹介され、水谷内健次審査委員長から、応募者の写真撮影の技術もコメントも年々向上してきてすばらしい作品ばかりだったとのことばがありました。

 

帰雁忌のイベントとして、若州人形座による水上勉著『閑話一滴』の朗読劇が公演され、静永鮮子さんと飛鳥井かゞりさんの朗読に、聴衆はプロのもつ表現力の豊かさをを改めて感じたようすでした。

 

今年の帰雁忌もたいへん充実したものとなりました。ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

 

「第八回水上文学の風景写真展」の入賞・入選作品は、くるま椅子劇場のホワイエに展示されています。12月28日(水)まで展示しますので、来館時にはぜひごらんください。

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