耳から目から

2014年8月30日

 先日の話です。「隣町で水上勉がよく泊まっていた旅館を見てきました」とお客様からお聞きしても、「はて?」。同行の学生と思われる2人が水上勉を知らないのでここまで足を延ばしてきたとのことでしたが、その旅館、今はカフェとして利用されていると聞いて、そういえば新聞で紹介されていたなとその景色が頭に浮かびましたが、やっぱり名前が出てきませんでした。
 水上作品には地元を舞台にしたものがたくさんありますが、近くにあった写真集「水上勉とふるさと」に、その町を舞台とした「波影」が紹介されており、その旅館があったであろう界隈の写真を見ていただくとその界隈で間違いがなく、わずかながらの知識が役立ちひと安心でした。
 本を読み始めても途中でくじけてあらすじだけで読んだ気になる輩ですが、お客様のおかげで中途半端な知識が形を成してきました。さっそく新しい作品を読まなくては。あらすじは最後にと思いはしますが。(u)

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