『三上誠展』記念「父をめぐる旅」上映会

2014年7月20日

 今日は暑かったですが、風があり気持ちの好い一日でした。
 
午後1時から、一滴文庫で開催している「三上誠展」を記念して、中村正義のドキュメンタリー映画「父をめぐる旅」の上映会(2回目)をくるま椅子劇場で行ないました。このドキュメンタリー映画の中には、生前中村正義と交流のあった福井県ゆかりの日本画家三上誠のことを描いた場面が出て来ます。中村正義は、生前ほとんど売れることのなかった三上誠の作品を高く評価していました。三上誠が結核のため52歳という若さで亡くなった後、三上誠の作品の散逸を恐れて、中村正義らは福井市の三上誠のアトリエに駆けつけ三上誠の遺族から三上誠が生涯に描いた作品の半分を選んで買い取りました。その中の70数点を福井県立美術館に寄贈しました。残りの作品を自宅でもある中村正義の美術館が現在所蔵しています。一滴文庫で開催している「三上誠展」で展している作品は中村正義の美術館から借りたものです。

 日本画の巨匠中村正義は、亡くなった三上誠をこのまま埋もれさせたくない、世に認めてもらいたいとの一心で作品を買い求め、神奈川県立近代美術館と京都国立近代美術館では「三上誠展」を開催しました。又「三上誠画集」も製作するなど三上誠のために大変尽力しました。
この映画を見て、こんな才能を持った日本画家がこの福井県に住んでいたんだと誇らしく思うことが出来ました。「三上誠展」の会期も残りわずかとなりましたが、今展示されている三上誠の作品は、初公開4点を含めなかなか見ることの出来ない作品ばかりです、どうぞこの機会に若州一滴文庫でご覧下さい。(T

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