出師の表

2014年1月30日


 表題は、『臣亮言(家臣であります諸葛亮が申します)』ではじまる有名な一文(一番有名な出師の表は、もちろん孔明のものですね)です。これから進軍するにあたり君主に奉じる文章といったところでしょうか。
 なんのことやら?と、いう感じですが、ここで3つの旅立ち(出師)の話です。
 まずは、私事ですが、昨日「文人の愛した港町」と題した講演を聴講するため一人文庫を後に、フラフラと福井市内を散策してきました。とはいっても、目的地あっての出立ですので、あまりフラフラとすることもなくガッツリと講義室の人となっていました。そして、本日「出師の表」ならぬ「復命書」の作成にアタフタと取りかかっておりました。
 そして、次は、福岡からお越しのお客様方です。ここ一滴文庫とは劇場が建ったときぐらいからの長い付き合いということで、当時の想い出や、これまでの水上先生や渡辺先生とのやり取りなどを沢山聞くことができ、小生にとっても大変ありがたい一時を過ごすことができました。そんな皆さま、来館前には「30日に伺いますので、よろしくお願いします」や「今、○○あたりですから、あと何時間くらいで着きますかね~」という具合のお電話まで。細やかな心使い(しかも、お土産ま)、ありがたいことです。これもある意味の「出師の表」でしょうか。
 最後は、こんな1月に出てきちゃいけない蛇が駐車場で日向ぼっこ(?)。いくらなんでも、まだ早いだろう!? との職員の心配もどこ吹く風とばかりに悠然とした姿を見せてくれていました。多分、昨日がポカポカと暖かかったので「もう春だな。じゃ俺行ってくるよ!」と周りの仲間に「出師の表」を出し、勇んで出陣したものだから、帰るにかえれず途方に暮れているんだな。と、またまた妄想ばかり広げてます。
 そんなこんなで、何とも拡大解釈された3つの「出師の表」を広げてしまいました。もちろん、こんな訳のわからない散文の最後を締めくくるのは「今当遠離 臨表涕泣 不知所云(今、この地を離れるに当り、表に臨んで声をあげて泣き、云う所を知らず)」といったところでしょうか。まっ、自分の場合、提出する「復命書」の出来の悪さ(文才の無さ)に涕泣するといった所です。(S)

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