さて、どうしたものか?

2013年10月21日

 今日は一日(半日)、諸事情により会議室の人となっておりましたので、徒然のネタがありません。さて、どうしたものか?ということで、ちょっと(だいぶ)前の記憶を手繰ります。
 閉館前に、館内の温湿度をチェックしていると不意に企画展の感想ノートが視界に入り、まだ暑い時期に言語学調査の合間に来館してきた大学生の一文が目に留まりました。そういえば、たまたま来館者の少ない日だったので久し振りにきた若い子たちとの話に花が咲き、楽しく過ごしたと思いだしておりました。しかし、「言語学調査でおおい町に来ました○○大学の大学院生です!」と言われたので、これは院生だし言語学についての話ができると「ソシュールやヤコブソンの文献は読んだ?あれは必須だよね~」と言ったら、ものすごく不思議な顔をされてしまいました。何で?と疑問に思っていると、「言語学調査には来ましたが、みんな専門が違うんです。僕は映画だし、他の人は教育関連だし…」。ちょっとショックな瞬間でした。ちょうど、ちょっと前に読んだ本で分からない点等あり、話を聞きたいこともあったので〝言語学関係の大学院生捕まえた、ラッキー!話し聞こう”くらいに考えていたのに、甘かったです。ということで、普通に園内の案内、普通の会話を楽しませてもらうことになりました。それはそれで楽しませてもらいましたし、学生さんたちが帰ったと思ったら、少しして戻ってきて「帰りにあいさつするの忘れていたんで戻ってきました。今日はありがとうございました」なんて良い子たちや~。気持ちも晴れ晴れな一日でした。(S)

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