あの吉川英治

2019年3月18日

 本日、とある文学館の学芸員さんが久しぶりに来館してくださり、少しお話をする時間が持てました。施設も様々、設立の経緯も様々、人も様々‥‥‥なので、それぞれ抱える悩みは違うものですが、根っこはどこの施設も同じようです。どうやったら資料の管理が上手くできるのか! どうやったらお客様(同じように展示物も)にストレスなく見学していただけるか! どうやったら良い展示が組めるのか! などなど、考えなければならないことには、終わりはないようです。ですが、このように情報交換を絶えず行っていれば、そのうち昨日よりも良いものが、今日よりもさらに良いものができてくれるのではないかと期待は膨らみます。

 ただ、そんな中でも、本日一番の衝撃を覚えた情報は、あの吉川英治記念館が本年度いっぱいで閉館になることでした。小生が日本で一番か二番目(好きな日本人作家は? と聞かれたら、吉川英治と司馬遼太郎と答える一滴文庫学芸員としては失格な人間です)に好きな作家の記念館。しかも、あんなに全体がよく整っていて雰囲気の良い場所が‥‥‥、あれほど売れて(まぁ、吉川英治といったらまずは『宮本武蔵』でしょうか)有名な作家さんの記念館が‥‥‥閉館してしまうんですね。そりゃぁ、本が読まれなくなったと嘆いている人も多いということが、実感としてわかりますね。

 残念でしょうがないです。(S)

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