過去の思ひ出

2018年11月22日

 本日、百名近い団体のお客様がお越しになり、バタバタの一日(いや、さすがに一度で百名様はパンパンです)。そんな団体様のなかで、劇場の竹林を見るなり、通路で立ち止まって全く動かないお客様がおひとり。どうしたんだろうとお声をかけさせていただいたら、「私、この竹林の劇場を、今のいままですっかり忘れていましたが、ここに来たのは二回目でした。あれはもう20年以上前のことですが、私は〇〇(大会社)の運転手をしておりました。あの時分、会社から『元総理の〇〇(誰でも知ってるような方です。)さんを、一滴文庫までご案内してくれ』と頼まれて、お連れしました。何で、今まで忘れていたのか、この竹林の風景を見て思い出しました」とのこと。え~、それはすごい! とお応えすると、さらに「あの時、〇〇元総理は、この一滴文庫に大変感激されて、お送りしたあとに『良い一日にしてくれたね』と言いながら、色紙に一文書いて私にくださいました。今でも家宝として大切に飾っています」とのお言葉も付け加えてくれました。

 色紙は毎日のように眺めていたのに、何でこの竹林の風景を見るまで忘れていたのかと、残念がっておりましたが、横に控えていた奥様は、あの時に話してくれてたのはここだったのねと納得のご様子。帰りがけにも、わざわざ小生を探して「ありがとう」と、ひとこと残してお帰りになられました。

 何とも良いお話を聞かせていただき、こちらこそ「ありがとうございました」と言いたい気分ですが、それよりも「あの元総理が一滴文庫に来てたのか~」と、そっちの方が気になってしまった雨降り午後の一幕でした。(S)

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