熊楠さんを訪ねて、南方に

2018年2月19日

 先日、ちょっと和歌山にいく用事がありましたので、ついでといっては何ですが、南方熊楠記念館に寄らせていただきました。なぜ、そんな施設に? と、クエッションマークを投げかける人は、まだまだです。もちろん、当館(水上勉)に関わりある人の記念館なんです。

 明治一の知識人といわれた夏目漱石は超がつくほど国内で有名ですが、その同級生である南方熊楠は当時のアメリカやイギリスで超が付くほどの有名人(もちろん、国内でも)。この南方熊楠という人は、柳田国男(日本民俗学の父)や土宜法龍(釈宗演と一緒に、日本仏教代表としてサンフランシスコ宗教大会に参加)などとも交流があり、明治時代の奇人ランキングで常に上位(本当に、当時の新聞でランキングやってたんです)にランクインするほどの人。そんな人の記念館で、どのような展示紹介がなされているかとウキウキして入館。結果、とても良い勉強をさせていただきました。やはり、常設展の充実は必須だと感じました。当館は、企画展はいつも力のこもった力作展示となっておりますが、常設展がまだまだ改変の余地ありなんです(というか、しっかりと作り変えないといけません)。ですので、最近、他館に入った時には常設展の展示の仕方、見せ方をよく拝見させていただいております。施設の顔は、間違いなく常設展ですね。

 ということで、南方熊楠記念館、十二分に堪能させていただきました。水上勉生誕百年記念事業も近づいてきておりますので、しっかりと当館の展示に反映させていただきます。合掌。(S)

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