お話から

2019年5月26日

 来館者とお話させていただくと、色々なことが分かります。どんな点に興味をもってくれたのか。展示のどこに不満があったのか。展示を見てどんな発見をされたのか。などなどです。そんななか、本日お越しのご夫婦が帰りがけに「いや~知らない作家さんの文学館だと思って来たんですけど、並べられてる作品を見て、私結構この方の作品読んでました。ブンナとか、内容も衝撃的でしたので結構覚えてますし」との一言を。そうか! 作家の名前が重要ではなく、作品の方が重要なんだ! と、今回改めて思わされました。そういえば、結構心に残っている作品でも、作者の名前は憶えていないものも多数ありますしね。

 もちろん、「水上勉」というお名前も大切ですが、その遺された作品や一滴文庫から、逆に水上勉という人間を知るというのも良いものなんですね。(S)