足もとの事情

2019年4月25日

 本日、お昼前にお越しの団体様、皆さま劇場での一滴文庫紹介映像をご覧になり、そのまま本館と竹人形館のご見学に進まれました。しかし、どうやら館の前に人だかりができ、なかなか中に進んでいかないご様子です。どうしたのかと思って覗いてみると、靴を脱ぐのが面倒だ! とのことで、入り口からのご見学‥‥‥。入り口から見えるものなんて、ほんの一部ですが、しょうがないので見える範囲でご説明させていただくと、興味のある方は「やっぱり、せっかくなんで、靴を脱いで見てきます」と、進み出てくださいます。それでも、一部のお客さまは、簡単な説明だけでご満足いただけたようで、足早にお帰りのバスに向けて歩みを進められました。

 結局、そのとき靴を脱いでじっくりご見学いただいた方は、最後に幹事の方から「もう時間ですよ~、早く、早く」とせかされていましたが、施設を出る前に「やっぱり、面倒でしたけど、靴を脱いで正解でした。みんな勿体ないことをしましたね。こんな素晴らしいものを見せていただくのに、面倒なんてなかったです。今日も新しいことがらをひとつ知ることができました。ありがとう」と、ひと言残してお帰りになられました。

 皆さま、お寺さんなんかに伺う時にはきちんと靴を脱ぐのに、文化施設は面倒だ! とのこと。何が違うのでしょうか。「好奇心は足取りを軽くする」何かの本で読んだ一文ですが、好奇心がなくなると成長もなくなるのですが‥‥‥。(S)