3月2019

大風

2019年3月21日

 本日、朝からの大風で、園内が大変でした。花は次から次に落ちていくし、木々もポキポキと‥‥‥。でも、一番心配したのは、葺き替え作業中の萱葺館のことです。茅の抑えに張っているブルーシートが飛んでいくのではないかと、朝からハラハラな一日でした。ですが、一日終わって見てみると、そんな人間の不安なんかどこ吹く風状態でした。やはり、職人さんたちの仕事はキッチリしてますね。(S)

サクラ

2019年3月20日

 一滴文庫でも桜が咲き始めました。文庫のソメイヨシノの中でも、文庫で一番に咲き始める木です。本館の瓦屋根の上に伸びているので、瓦の温もりもがいいのでしょうか。建物に隠れて目立ちませんが、目線を少し上げてみてください。小さな花が目に留まります。(u)

あの吉川英治

2019年3月18日

 本日、とある文学館の学芸員さんが久しぶりに来館してくださり、少しお話をする時間が持てました。施設も様々、設立の経緯も様々、人も様々‥‥‥なので、それぞれ抱える悩みは違うものですが、根っこはどこの施設も同じようです。どうやったら資料の管理が上手くできるのか! どうやったらお客様(同じように展示物も)にストレスなく見学していただけるか! どうやったら良い展示が組めるのか! などなど、考えなければならないことには、終わりはないようです。ですが、このように情報交換を絶えず行っていれば、そのうち昨日よりも良いものが、今日よりもさらに良いものができてくれるのではないかと期待は膨らみます。

 ただ、そんな中でも、本日一番の衝撃を覚えた情報は、あの吉川英治記念館が本年度いっぱいで閉館になることでした。小生が日本で一番か二番目(好きな日本人作家は? と聞かれたら、吉川英治と司馬遼太郎と答える一滴文庫学芸員としては失格な人間です)に好きな作家の記念館。しかも、あんなに全体がよく整っていて雰囲気の良い場所が‥‥‥、あれほど売れて(まぁ、吉川英治といったらまずは『宮本武蔵』でしょうか)有名な作家さんの記念館が‥‥‥閉館してしまうんですね。そりゃぁ、本が読まれなくなったと嘆いている人も多いということが、実感としてわかりますね。

 残念でしょうがないです。(S)

行ったり来たり

2019年3月17日

 ネズミのお持ち帰りが始まり、もう暖かくなるものと思っていら、今日は時折り霰が落ちる始末。タイヤ交換も早すぎたかもと、曇天の空を恨めしく思いましたが、雲の切れ間からのぞいた太陽が、夕方の雨に虹を描いてくれました。こんな日は、ぼーっと外を眺めてみることです。(u)

これからの楽しみということで

2019年3月16日

 本日、雨のなかにも関わらず、多くのお客様に恵まれた一日となりました。中でも、渡辺先生旧知のご夫婦さんが来館いただき、少しだけ昔話を聞かせていただくこともできました。あれだけ一緒にいた(といっても、私はたかだか数年ですが)先生ですが、まだまだ知らないことだらけで、多くの人から「淳さんは、〇〇やったね~」みたいな感じでお話を聞くと、とても楽しくなってきます。

 そのうちに、皆さまからお聞きした話をまとめた「渡辺淳語録」なぁ~んてものを、秘かに作って一滴の本棚に混ぜておくのも面白いかも‥‥‥。さて、いったい何年後に誰が見つけるかな?(S)

 

 *とはいっても、まだ混入しておりませんので、探さないでください(笑)。

かやぶき

2019年3月15日

 茅葺の家に住んで、文庫で茅葺の屋根をずっと見てきましたが、実際に萱で屋根を葺かれるところを見たことはありませんでした。葺くのもたいへんですが、古い萱を全部取るのはもっと大変だそうです。天候にも左右され、茅葺も見直されだしたこともあり、なかなか忙しく予定通りは進まないようですが、新しく葺かれたところを見ているだけでも、茅葺館の完成が待ち遠しく思います。「茅葺は夏は涼しくていいよ」と職人さんもお勧めです。今も昔も夏は暑いものですが、茅葺の家の中にいて暑いと思った記憶はありません。(u)

ラストスパートに

2019年3月14日

 本日も忙しい一日となりました。ですが、忙しさの半面、出来上がってくる仕事や、先が見えてくる仕事など、嬉しさも積みあがってくるものがあります。詳細は、また後日ですが、全然どうなることかと心配していたものが、だんだんと形になって、もうあとひと踏ん張りで「完成」というところまで近づいてきているのは、うれしい限りです。

 そんなこんなで、今年度末も残すところ3週間程度! ラストスパートで息切れしないように頑張らないといけないですね。(S)

忙、望、忘

2019年3月13日

 寒さが戻り、雪もちらりと舞い、震度1の地震までもありました。ただ、これは人の話やニュースで知ったことばかりで、実際、見ても感じてもいません。少数精鋭と言われても、余裕のないのはいけません。目の前の席も今日一日落ち着いていませんでした。(u)

この百年

2019年3月11日

 先日、無事に水上勉先生の生誕百年(3月8日)も迎えることができ、ほっと一安心の一滴文庫スタッフ一同です。そんななか、水上先生の文筆活動を、ずっと支えてこられた渡辺淳先生を語る会(おおい町名田庄多門の会)が開かれ、小生も語り手の一人として会に参加してきました。会場は、議論白熱(笑)し3時間を超える長丁場となりましたが、涙あり、笑いあり、そして感動ありの意義深い会となりました。淳先生が旅立たれて、早いものでもう一年半が過ぎ去りました。でも、いまだ多くの方々が一滴に来ると淳先生がお顔を出してくれそうで…と言いながら来館してくれます。

 水上先生の造られた一滴文庫ですが、渡辺先生の存在なくしては語れないこの40年(開館前の構想から数えてです)。お二人の業績に、このタイミングで今一度光を当ててみたいものです。

 さて、死力は尽くしますが、小生にそこまでの力があるかどうか…皆さま、お楽しみに。(S)

冬の夜空

2019年3月10日

 昨日は、いつ終わるのかしらと心配するほど大盛況のライブ。余韻が覚めやらぬ中の後片付けで、久しぶりにとっぷりと日が暮れた時間での帰りとなりました。ふっと、なにげなく目を上げた先にオリオン座が光り輝いているではありませんか。駐車場に出て見上げれば、空一面が星に覆われていました。冬ということもあり、背中を丸めて足もとばかり見ていましたが、天気のいい日は、背伸びして見上げてみるもんです。昨夜の星空がまだ目に焼き付いています。