6月2018
竹人形文楽も無事終了です
竹人形文楽
姫沙羅(ヒメシャラ)の白い花
公演からの講演
竹人形文楽を控えて
梅
進む方向
先日のこと、いつも企画展を見にきてくれる地元の方がひょっこりと、足を運んでくれました。あれ、何日か前にも来てくれたのに、また見学にきてくれたんやろか? と思っていたら、何だか見たことのある雑誌を抱えておられました。その方曰く「さっき、〇〇Caféに行って、何の気なしに置いてある雑誌を見てたら、こんな大々的に一滴文庫が出てたから、どうしたことかと思って読んでたんだ。これだけの記事、Sさんは知っとるやろうかと思ってコピーもらって持って来たんだよ」と嬉しそうに…。「も、もちろん、知ってますよ一滴のことだし……その記事書いたの僕ですし……」いや、これは笑いごとです。
そうです、コピーを持って来てくれた方も、小生も大笑いです。しかも、その方、その雑誌の記事を気に入ってくれたらしく、編集所(?)に連絡して、バックナンバーが欲しいと連絡するとのことまで。なんだか、嬉しいやら恥ずかしいやらで、笑うしかありませんね(まぁ、気になったのは小生の記事だけではないご様子でしたが)。
なんだか、少しづつ色々なことが進んでいるのを実感してしまいます。良い方向に進んでいればよいのですが。(S)
竹筆づくり体験


今日は午前中曇り空のお天気で、午後からポツポツと雨がふりだしました。
11時頃からコンコンコン…と木槌の音が響いてきました。毎年恒例となった竹筆作り体験教室が今日から始まりました。講師は一滴の里理事が務めています。何年も担当しているのでたいへん手慣れています。写真は見本の竹筆を作っているところです。会期中興味のある方はお越し下さい。
竹筆作りの作業工程は適当な太さと長さの若竹を切ってきて、筆の長さや筆先の長さを考えて節目で切り落とします。次にカッターで硬い皮の部分を削ぎ落とし、木槌で少しずつ叩いて繊維状にして筆先の部分を作ります。今の時期に採れる若竹が一番作りやすいそうです。地道な作業ですが、出来上がった自作の竹筆は宝物となること間違いなしです。ぜひ、体験してみて下さい。楽しいです。
ところで今日、以前大阪高島屋の人事部で働いていたという方がご来館者の中にいらっしゃいました。水上先生には大阪高島屋の500人ほど入れるホールで社員に講演をして頂いたことがありますよ、と話して下さり、流行作家だった水上先生の活躍の一端を垣間見ることができました。(T)
※竹筆作り体験教室の開催日時は以下のとおりです
開催日時:6月8日(金)、9(土)、10(日)、11(月)、13(水)、14(木)
時間:11時00分 ~ 16時00分の間、約1時間
参加費:500円(材料費)
お申し込み先:Tel 0770-77-2445 Fax 0770-77-2366
備考:動きやすい身軽な服装でご参加下さい。道具、若竹はこちらで用意します。