4月2018

ツツジの開花

2018年4月26日

    朝からお天気は良かったのですが、気温が上がらず肌寒かったです。
    蕾だったツツジがここ数日で膨らみ開花し始めました。庭には紫色と白色とピンク色のツツジが有ります、どのツツジも日当たりの良い所から咲き始めました。ここ数日で満開になりそうです。(T)

うす暗い天気でも華やかな一滴

2018年4月25日

 こんな小雨降るなかにもかかわらず、毎年恒例の大飯中学1年生による一滴文庫写生会がスタートしました。初日の今日は、園内をぐるっとまわっての場所決めと、せっかくですので企画展の見学もかねて実施してもらいました。でも、意外にも「一滴文庫初めてです!」とか「渡辺淳先生……ん~ちょっと知らないです」なんて中学生さんもいたりして、ちょっとしたジェネレーションギャップ(?)を感じてしましました。

 でも、やっぱり元気な中学生はいいものです。園内のお客様に「こんにちは」と一声かけてもらうだけで、来館者のテンションが上がること上がること。皆さまやっぱり、子どもさんの笑顔とあいさつは、うれしいものです。(S)

今年の出来は

2018年4月23日

 黒竹にタケノコが出始めました。土、日の暖かさで一気に伸びたようです。竹筆作りになくてならない若竹ですが、今年の竹筆づくりは早くなりそうです。今出ているのは、黒竹ではめずらしく、太筆ができそうな大きさですが、斜めに出ていますので、このあとどんな形になるか、期待は大きいです。真っ直ぐばかりではおもしろくないですから。(u)

妄想

2018年4月22日

 暑いけど気持ちのいい一日。子どもたちの声と走り回る足音が、なんともさわやかな雰囲気を醸し出してくれておりました。

 なかでも気になるご家族が門をくぐり「あ~懐かしい。何だかきれいになったけど、変わらない雰囲気もあるね~」と一言。お連れのお嬢様(といっても、小さな赤ちゃんを抱いておられたのでお母さんかな)が「あ~たぶん、この辺に座って絵を描いてた記憶があるよ」とのこと。何と! 本日も淳先生の教え子(先生は、教えとらん、ワシの方が教わっとったぐらいやから…と言われていましたが)さんがお越しいただいたようで。

 本日は、ちょっとバタバタとしておりましたので(頭の中がですが)、あまりお話もせずに門のところでカメラのシャッターを押しただけの交流でしたが、後で本館の自由帳に目を通すと、やはり20年ほど前に淳先生と一緒に絵を描く楽しみを模索されていた方だったようです。たぶん、その頃は小さな子どもさんだったでしょうに、もう赤ちゃんを抱いてのお戻りとは……。はぁ、淳先生がいたら喜んでくれただろうに……。今日は、いいスケッチ日和だったので、そろそろ淳先生も顔出してくれるかなぁ~と思ったりもしてたんですが……。そんな気分な一日でした。(S)

一人静(ヒトリシズカ)

2018年4月21日

    今日は朝から陽射しが強く暑かったです。
    写真は「一人静」いう植物ですが、花は枯れてしまいました。今本館でやっている「竹紙と遊ぶ二人展」で展示されている、渡辺先生が竹紙に描かれた「一人静」を見ていたお客様が、「私この『一人静』とか『二人静』という植物をまだ見たことがないの」と話されていたので、文庫の庭に「一人静」は生えていますよと教えてあげましたが、花は無く、渡辺先生の描かれたような花が咲くのですよと紹介しておきました。文庫の庭では四月初旬に咲いていました。(T)

一滴の雰囲気

2018年4月20日

 あれは先日のこと、とあるお客様を本館展示室にご案内させていただきますと、一言「いや、これはまいった」と手を叩かれました。どうかしましたか? と尋ねると、お客様の地元で昔、同じ様な文化施設の立ち上げに携わったことがあったそうなんですが、一滴の雰囲気を数歩感じただけで「これだった!」と思ったとのことでした。もっと地元に密着して、ただの美術作品の展示場としてだけではなくと散々模索していたけど、結局ハード面(建築面)は他の施設と変わらず、ソフト面(内容)を充実させた(地元の作家さんや音楽家さんを招いてのイベントなど)だけで終わってしまったほろ苦い思い出がよぎったとのことでした。お客様の「これだった」の「これ」が、いったい何を指していたのかはお聞きできませんでしたが、一滴文庫の雰囲気にかなり感じ入っていたご様子でした。

 まぁ、ここは水上勉の想いだけでできているのではなく、渡辺淳をはじめとする地元の皆さまの支えで成り立っている施設ですからね。一朝一夕でできるものでもありませんが、改めて一滴のすごさを感じさせていただいた瞬間でした。(S)

春蘭(シュンラン)

2018年4月19日

    朝から雲一つない快晴のお天気でした。
    植物をよく知る六角堂スタッフが、珍しい蘭が花を咲かせたのよ!と教えてくれ写して来ました。蘭の名前は「春蘭(シュンラン)」だそうです。見た目は少し変わった雑草!でしたが、よくよく見ると隠れるように花が咲いていました。教えて貰わないと雑草と一緒に刈り取ってしまいそうです。急に暖かくなり、色々な植物が成長し始めました。(T)

善行の先

2018年4月18日

 花はなくても若葉が芽吹いて、清々しい文庫の庭。うれしいことに折られたピンクのネコヤナギから新芽が出ていました。挿し木で根が付いたので、文庫の庭に植え替えたピンクのネコヤナギだったのですが、何者かに折られて折られた枝まで捨てられて、半ばあきらめていたのですが、どっこい生きていたんです。自然の生命力は大したものですが、これも医者からも見放された三毛猫を手厚く介護(好きにさせただけとも)し、見事に復活させたおかげでしょう。(u)

コンサート会場の『門』をくぐって

2018年4月16日

 

 先日、お休みをいただいて名田庄で行われたとあるイベントに参加してきました。はて、何のイベントかというと、あの今川裕代さんのピアノコンサートです。会場は超満員で、お集まりの皆さまの期待もかなり高かったのですが、それを見事に上回る素晴らしい演奏を聴くことができました。このコンサートは、ちょうど一年前くらいから計画されていたのですが、渡辺淳先生が「聴きに行きたいから頼むね!(一緒に連れて行ってとの意味)」と言われていたコンサートでした。先生はよく「今川さんのピアノは、繊細なんだけど力強さがあって(即非の論理ってやつか?)、音の波が心に直接響いてくるような感覚があって好きなんだ」と言われて、今回の公演も楽しみにしておられました。今回はご一緒することが叶いませんでしたが(いや、もしかすると、すごく楽しみにされていたので会場のどこかに…)、いつかまた淳先生と一緒に聴きたいですね(たぶん、まだ数年は先になるかと)。

 しかし、人をあれだけ楽しませるその裏側には、どれほどの時間と努力が隠れているのか! 小生にはうかがい知る術もありませんが、本当にすばらしい時間を過ごさせていただきました。その前日(14日)、小生も高浜で拙い話を披露する機会があり、自分なりに時間と努力を重ねてみましたが、いったいどれほどの人が心から喜んでくれたのか? 自身の不甲斐無さを不幸だと思ってしまう今日この頃です……。あっ、これは小生の講演で夏目漱石の気持ちを代弁して語った不幸談義の一端でした(笑)。

 「彼は門を通る人ではなかった。また通らないですむ人でもなかった。要するに彼は門の下に立ちすくんで、日の暮れるのを待つべき不幸な人であった」夏目漱石『門』より

 これは、作者である漱石が主人公の宗助につけた評価ですが、たぶん漱石が自分自身に課した評価でもあったのではないかと私は考えております。なぜならば……ってな具合にですね。こちらも多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。拙い話で申し訳なかったのですが、精一杯務めさせていただきました。(S)

ウグイス

2018年4月15日

 肌寒いあいにくの天気にも関わらず、今日は多くのお客様に来ていただき、その中には数年ぶりにお会いした方もいらっしゃいました。私から気づけなかったのは申し訳なかったのですが。そんな一日の終わり、庭に響き渡るウグイスの声を追いかけていたら、幸運にもウグイスが姿を見せてくれました。文庫に来て2回目の出来事です。写真は撮れませんでしたが、目にはしっかりと焼きつけました。「ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ」。それにしても春はいったいどこえやら。(u)