12月2017
今年もお世話になりました
明日で一滴の開館も最終日です。私にとりましては、今日が今年最後の徒然草になりますね。ということで、毎年恒例の一年を振り返る投稿です。
今年一番の心残りは、やはり淳先生のことですね。なんやかんやとお世話になり、またいろいろな事を教えてくれて、あっちこっちと連れて行ってくれました。まだまだ先のことと考えていたのに、残念でなりません。お聞きしたいこともまだ山のようにあったのに。
まぁ、今年はその他のことは、もうどうでもいいのですが、念の為。
今年は、色々な媒体(一滴通信以外に)に執筆させていただきました。投稿原稿や寄稿原稿など、長いものから短いものまで、発刊済みのものから年度末くらいに発刊する予定のもの。拙い文章をならべて恥ずかしくもなりますが、やらなければ上手くなることもなく、恥をしのんでというところでしょうか。今後、この成果がどのように芽吹いていくのでしょうか。不安でいっぱいです(笑)。
毎年思うのですが、私生活に何の変化もない以上、せめて仕事上では何かを残せるようにしていきたいところですね。
最後に、今年もいろいろなコンサートを拝聴させていただきました。こちらにくるまでは音楽なんて(笑)! と思っておりましたが、気分転換やなんやらかんやらで結構いいもの! と思っている今日この頃。できれば、来年は時間を作って一度ハイレベルなオーケストラかオペラを聞き(観)たいものです。
以上、ダラダラと書きましたが、来年も元気でお会いできますように、皆さま良いお年を!(S)
今日はクリスマス
これはスイセンです
いつもと違う一日で
駅前広場の電飾
若木のいたり
高浜のCaféで
先日のこと、文庫が休館日ということで、朝から高浜のCaféでコーヒータイムのひと時を過ごしておりました。カウンターの席に腰かけ、同行した三人でいろいろな話(金沢の21世紀美術館が良かっただとか、すぐ隣には世界にZENを広めた鈴木大拙の記念館があって素晴らしいとかです)に花を咲かせていたら、奥の席の方から質問が飛び込んできました!
「話に割って入って申し訳ない。ですが、今のお話の中にZENを世界に広めた鈴木大拙という方の名前を言われていましたが、世界にZENを広めたのはこの町出身の釈宗演老師ではなかったでしょうか?」
おぉ、これはこれは、飛んで火にいる何とやら(笑)……です。もちろん、私の返事は
「釈宗演老師の名前が出てきましたね。もちろん、間違ってないですよ。でも、釈老師と鈴木大拙さんは……」
という感じで、詳しい話に突入です。
話は、あっちに飛び、こっちに飛び、そうこうしていると着地点は法律の話にまで。最後には、「今日は、ありがとうございました。とても面白い話がきけました。また、時間をみて一滴文庫の方にも見学に行かせていただきます」(合掌)。と言う感じで、近い将来のお客様を数名確保させていただきました。
もうすぐ、釈宗演がお亡くなりになられて百年(1919)という節目の年。同じ年には、水上勉先生がお生まれになられて百年(1919)という節目の年。これも何かのご縁ですので、行政区分にこだわりなく、大きな範囲(心)で様々な人たちや機関と協力して盛り上げていけたらいいですね。(S)