10月2017

昔の話

2017年10月30日

 町の老舗の和菓子屋さんでの話です。
 「帰雁忌はいけなくて残念だったけど、どうやった」
 「今年もたくさん来てもらい賑やかやった。水上勉が書いた話が朗読されたんやけど、水上勉の家のことを知っている人が思わずうなずいて笑ったわと言ってたよ」
 「この家は水上勉のお父さんが建てた家なんよ」
 「花屋さんはそうやと聞いてたけど、ここもそうなんや」
 「隣の家とその隣の鍛冶屋さんだった家と花屋の4軒がそうなんよ」
と思わぬ話を仕入れました。知らなかったのは私だけかもしれませんが、この家と花屋さんは手を加えられていますが、隣の2軒を外から見ると、同じ姿形でした。
 忘れ去られてしまうことが多い中、懐かしく、笑って話せることっていうのは、幸せなことなのかも知れませんね。(u)

帰雁忌終わって

2017年10月29日

 昨日の帰雁忌、無事に終わって良かったです。本日は一日、片付けに奔走しておりました。
 今、まさに、片付けも無事に終わり、ほっと携帯を見てみると……何と! ここ一週間の平均歩数が約12,000歩(最近の携帯は便利なもので、万歩計の機能もついています)と、表示されているではありませんか。帰雁忌当日は17,000歩、本日の片づけは13,000歩、準備の日々は……、という具合。あれだけ雨が降っていたので、あんまり歩いた記憶はなかったのですが、それなりに活動していたようです。そういえば、台風の後片付けで雨のなかフラフラと園内を歩き回り、本日も雨の中道具の出し入れに歩き回っていし、結局雨がふってもやることは変わらないようでした。

 まだまだお腹にお肉が付いて太ることは、なさそうです。(S)

帰雁忌

2017年10月28日

     今日は、朝から小雨降る残念なお天気となりましたが、大雨とはならず良かったです。 若州一滴文庫の一大イベントの「帰雁忌」が開催され、全国から大勢のお客様が文庫に来館されました。本館ラウンジでは地元の文化サークル「白玉会」のお茶席が設けられ、着物姿の女性が秋の一滴文庫に華を添えてくれました。お茶席につきものの掛軸は、大飯町大島出身の禅師儀山善来が書いた「松無古今色」という素晴しい墨蹟がかけられました。
    「帰雁忌」式典は、大飯中学3年生による水上勉作「天の恵み」(『続・閑話一滴』所収)の心温まる朗読から始まり、式典は順調に進行してゆきました。来賓あいさつの後、「第8回水上文学の風景写真展」表彰式並びに講評が行われ、審査委員長の講評では、出品者の写真撮影の技術もコメントも年々向上してきて素晴らしい作品ばかりだったとの称賛がありました。
    帰雁忌のメインイベント若州人形座による水上勉作『閑話一滴』の中から数話の朗読劇があり、飛鳥井氏のすばらしい朗読に来場者は耳を傾けました。帰雁忌式典前には、「葉風会」による琴の演奏があり日頃の練習の成果を来館者に披露して下さいました。今年の帰雁忌も大変意義深いものとなりました。ご協力いただいた関係各位に暑く御礼申し上げます。

 

「第8回水上文学の風景写真展」の入賞、入選作品は、くるま椅子劇場の玄関通路に展示されています。12月28日まで展示しますので、来館時には是非ご覧下さい。(T)

兎にも角にも

2017年10月27日

 めくれ上がった薪小屋のトタン屋根、いったい誰が直すのでしょうか。それは当然あなたでしょうと言われなくてもわかっています。とりあえず、めくれた1枚と飛んだ1枚だけを応急修理。と、何やらこちらを気にする気配を感じ振り向くと、藪から耳の長いやつが一匹飛び出てきました。この場合は一羽というんでしょうが、逃げるわけでもなく、竹人形館の周りを行ったり来たり、ガラホーの写真なので非常に分かりずづらいですが、柱の左側、真ん中よりちょっと上に茶色い塊をご覧いただけたら幸いです。明日の帰雁忌の準備でちょっとした賑わいを見せた文庫。気になるとのぞきたくなるのは人間だけではないようです。明日は入館無料で開放されます。ちょっと覗いてみませんか。(u)

残すところは

2017年10月26日

 何だか、久しぶりに晴れ間がみえた一日でした。明後日にむけて、お庭の清掃、館内の準備とやらなければならないことは山のようですが、先日の台風の爪痕がなんとも……残念です。それでも、久しぶりの晴れ間(明日からまた雨ですね)ですから、この間にできる限り一滴の状態を最高のものに近づけて、皆さまに帰雁忌を楽しんでいただきたいですね。
 あと一日、努力します。(S)

赤い山茱萸(サンシュユ)の実

2017年10月25日

 竹人形館の前に生える山茱萸(サンシュユ)の実が赤く色付いていたので写して来ました。先日の台風21号の影響で文庫の庭は大荒れです。庭には枯れ葉がどっさり溜まりました。雨の中、後片付けをしましたがまだまだです。
 午後から、28日の「帰雁忌」オープニングに大飯中学生の朗読があり、そのリハーサルがくるま椅子劇場で行われました。慌ただしく日が過ぎていくのを感じています。(T)

台風のあとに

2017年10月23日

 寝不足な方はたくさんいらしたかと思います。私も文庫のことが気になって、なんてこれっぽっちも思いはしませんでしたが、出勤早々、目の前に飛び込んできたのは、無残にも横倒しになった藤の棚。眠い眼がいっきに開きました。とりあえず、片付けはしていただきましたが、藤の花には当分お目にかかれなくなりました。自然淘汰というものかもしれませんが、終わりはいつもあっという間に訪れるものです。悲しいより寂しいものですね。と言いながら、次の藤は花がきれいに垂れ下がるものをと注文している私がいます。(u)

台風……なのに

2017年10月22日

 こんな状況です。朝一に本日ご予定の団体さまからお電話があり「今日の予約は中止ということで」との一報。「しょうがないですね」とお応えして、今日はさすがにお客さまもないだろうと高を括っていたら、何のその。朝からバスが次々に駐車場に入ってくるではありませんか。その数、なんと4台! こんな台風の急接近で強風と豪雨のなか、美山方面、越前方面、小浜谷田部方面、多くのお客さまがお越しになられました。
 何でこんな日に? と、失礼を承知で聞いてみましたら「まぁ、一滴文庫ならこんな日でも開いてるでしょうし、せっかく組んだ若狭方面の旅行日程を無しにするというのもね」とのことでした。本当に、うれしいかぎりです。もちろん、こんな天気にも関わらずわざわざお越しいただいた皆様には、できうる限りのオ・モ・テ・ナ・シです(笑)。天気はこんな感じでも、お帰りの際には「いや、よかった。すごかったよ」というお声を多数いただくことができました。
 でも、皆さま、無事にお帰りいただけたのでしょうか? ちょっと心配です。(S)

セイタカアワダチソウ

2017年10月21日

    小雨降る寒い一日でした。
    最近とても寒くなり、衣服も半袖から長袖に替わりました。オーバーを着る時期も近そうです。
    写真は、佐分利川沿いの河川敷を埋め尽くす黄色いセイタカアワダチソウの花です。セイタカアワダチソウは帰化植物(外来種)で、たいへん繁殖力が強い植物だそうです。一滴文庫から見渡せる風景の黄色い部分は、ほとんどがこのセイタカアワダチソウです。外来植物に日本の風景まで変えられているようで考えものだなと思いました。(T)

庭の木のこと

2017年10月20日

 文庫の庭の木は庭師の方にとっては扱いにくいそうですが、生け花をする方にとっては最高の姿だと、以前、伺ったことがあります。確かに、どこかの庭園のように、規則正しく植えられたものではなく、風や鳥たちの手(口)も入っています。ですから、そこにある事情も分からず伐ってしまうと思わぬ目に会ってしまうことも多分にあったようです。「謂れがある木なら、看板つけておいてよ」と思ってはみても、説明をつけていつも分かってしまっては面白くないのも確か。知ったかぶりをしたいものですから。この度またひとつ、知ったかぶりが増えました。(u)