水村喜一郎展記念ギャラリートーク


「水村喜一郎展 ~絵を描くことは生きること~」の記念ギャラリートークを先日5月28日(日)に行ないました。会場は本館展示室の水村喜一郎展会場で、水村先生が描いた絵画作品を前に語っていただきました。
水村先生は9歳の時に感電事故で両腕を失ったが、大好きだった絵を描くことで自分の人生を切り開き、今の自分があることを熱く語られました。会場は今までにないくらい多くの聴講者で埋め尽くされ、絵を紹介する時などはパイプ椅子を持っての大移動となりました。
水村先生のユーモアをまじえたトークは、絵を描くために真っ直ぐに生きた己の生き様で、聞いている人達を深く惹きつけ、嘘偽りのない確かな人の生きる道を伝えてくれたように思いました。(T)