2月2017
お受験シーズン
本日、日曜日ということもあり、開館と同時に受験生が図書館のオコタ(こたつ)にピットイン! そういえば、そんな時期です。残すところ、あと数日。
今から20年ほど昔でしょうか、小生にもあんな時期が……。いや、思い返しても高校受験で勉強した記憶が……ない、です。なぜでしょう? スッポリ勉強の記憶が抜け落ちております。これはたぶん、勉強のやりすぎで頭がショート(人間という生き物は、あまりにも辛い記憶はなかったことにする機能が備わっています。便利なものだ)してしまったか、勉強をしたという事実がもとからなかったのか……。
現在の小生に備わっている学力から考えるに、たぶん後者の方なんでしょうね。
何はともあれ、受験生のみなさん(特に一滴文庫の図書室を利用してくれる皆さん)、頑張れ。(S)
ちりも積もれば
同じ意味でも
アナグマ
二時間の講演を一言に要約すると
先日のことですが、とある講演会の聴講のため福井市まで行ってきました。その講演のタイトルは「もう一度訪れたいと思うミュージアムにするために」というものです。さぁ~て、どんなものかと意気込んで県立歴史博物館の門を叩いてきましたよ(笑)。
二時間にわたる講演を聞いた結果、やはり施設を発展させるためには「熱意」が必要ってことが判明しました。以上! ……って、もちろん、こんな一言で講演が終わるわけはないですね。実際の内容は多岐にわたり、世界の第一線で活躍されてきた兵庫県立美術館の館長さんがこれまでの経験を語り、そこから話を進めるなかなかの充実した講演でした。そして、その多岐にわたる話を要約すると「熱意」という一単語が頭に浮かんできたというわけです。何事も、職員一人一人のやる気なんですね。
ガッテンしました。(S)
景観
またまたまた雪
響く足音
雪もだいぶ溶けてきましたので、しばらく遠のいていたお客様の足音もようやく園内で響いてくれるようになってきました。うれしい限りです。
そんななか、閉館間際におこしいただいた一人のお客様。丸岡からのお越しとのことで、入館受付後に「二十数年ぶりです」との一言。過ぎ去った年数のせいか、案内板不足のせいか、場所がよくわからなかったとのことでしたので、「申し訳ございません、ここは創設者の水上先生のご遺志で、案内板等の過度な設置は……」と、いつものように申し上げました。すると、ニコッと笑顔で「もちろん、わかっていますよ」との一言をいただくことができました。何とも、うれしくなる受け答えです。
若州一滴文庫は、築30年以上が経過した施設です。園内外いたるところに不備不足があるかと思います。しかし、年経て増す良さも十二分にあるかとも思います(いや、絶対あります)。その辺を加味してご堪能いただけると幸いです。(S)