2月2017

竹紙漉き

2017年2月27日

 雨は降りませんでしたが、一日中曇り空のお天気で寒かったです。
 冬場の閑散期も終わりに近づき、竹紙漉き工房からはトントントンといつもの様に、竹紙作家西村さんが、木槌で竹を叩く音が聞こえてきました。寒い中、竹餅の混ざる冷たい水の中に手を入れ、竹紙漉きをする姿を見て、これは本当に好きじゃないと出来ない仕事だなと、あらためて思いながら眺めていました。そんな西村さんから「この寒さが竹紙作りには最適なのよ」と話してもらったことを思い出しましたが、私は冷たすぎる水に気が引けました。
 竹紙づくり体験教室も行っていますので興味のある方は、一滴文庫事務局までご連絡下さい。(T)

お受験シーズン

2017年2月26日

 本日、日曜日ということもあり、開館と同時に受験生が図書館のオコタ(こたつ)にピットイン! そういえば、そんな時期です。残すところ、あと数日。
 今から20年ほど昔でしょうか、小生にもあんな時期が……。いや、思い返しても高校受験で勉強した記憶が……ない、です。なぜでしょう? スッポリ勉強の記憶が抜け落ちております。これはたぶん、勉強のやりすぎで頭がショート(人間という生き物は、あまりにも辛い記憶はなかったことにする機能が備わっています。便利なものだ)してしまったか、勉強をしたという事実がもとからなかったのか……。
 現在の小生に備わっている学力から考えるに、たぶん後者の方なんでしょうね。
 何はともあれ、受験生のみなさん(特に一滴文庫の図書室を利用してくれる皆さん)、頑張れ。(S)

ちりも積もれば

2017年2月25日

 パソコン、プリンター、ファックス等々、仕事には欠かすことができませんが、その置き場所には結構苦慮します。複合機なんかは対応用紙が大きくなると、それなりに場所をとるので隅の方へとおいやるのですが、居心地が悪いとすねるのは人と同じのようです。ギーギーガーガー、まともに印刷をしてくれなくなったので、明るい場所へと移動させてやりました。するとどうでしょう。音も静かに、印刷具合も改善の兆しが出てきました。掃除を一度もしないのが一番の原因との声もありますが、設置場所には気を使わなければなりません。でも、掃除はちゃんとしましょう。(u)

同じ意味でも

2017年2月24日

 文庫へ送られてくる展示やイベントのポスターやチラシは、すべて読んでいるつもりでしたが、見慣れない文字に遭遇してしまいました。前後の文章から察すると「しゅうしゅう」かなと検索してみると出ました「蒐集」、「収集」と同じ意味で、本来は「蒐集」が正しいのだとか。当然、学芸員からも同様の答えをいただきましが、ただ好きなものを集める私にとっては、やっぱり「収集」だろうと納得させました。これからも展示を見る目は変わりませんが、気持ちと鼻はちょっと高まりそうです。(u)

アナグマ

2017年2月23日

    朝から小雨降りのお天気で、本館の雨樋から下がる鎖樋からシャラシャラと雨水の流れ落ちる音が聞こえてきました。茅葺館前の雑木林の中で、ゴソゴソしている獣を発見!久しぶりのアナグマでした。先日もゴソゴソと庭のミミズを探し回っていたそうです。このアナグマそうとう度胸がついたのか、人影も気にせず堂々と餌を探しまわっていました。気候も暖かくなってきて、アナグマも活動を開始したようです。(T)

二時間の講演を一言に要約すると

2017年2月22日

 先日のことですが、とある講演会の聴講のため福井市まで行ってきました。その講演のタイトルは「もう一度訪れたいと思うミュージアムにするために」というものです。さぁ~て、どんなものかと意気込んで県立歴史博物館の門を叩いてきましたよ(笑)。
 二時間にわたる講演を聞いた結果、やはり施設を発展させるためには「熱意」が必要ってことが判明しました。以上! ……って、もちろん、こんな一言で講演が終わるわけはないですね。実際の内容は多岐にわたり、世界の第一線で活躍されてきた兵庫県立美術館の館長さんがこれまでの経験を語り、そこから話を進めるなかなかの充実した講演でした。そして、その多岐にわたる話を要約すると「熱意」という一単語が頭に浮かんできたというわけです。何事も、職員一人一人のやる気なんですね。
 ガッテンしました。(S)

景観

2017年2月20日

 雪が降るたびに腰を曲げていた竹林の竹たち。今年は雪の重みに耐えかねて腰を折るものが続出しました。そういうわけで、今日は竹林の整備と折れた梅の木の養生です。竹林もばっさりいきたいところですが、劇場の様相や竹人形公演に支障をきたすようなことができないのが難しいところです。もちろん、これはプロの庭師のお仕事、案ずることはないのですが、イノシシやサルはどうしましょうか。(u)

またまたまた雪

2017年2月19日

    昨晩から朝にかけて、また雪が降りました。雨混じりのベチャベチャ雪で、今回は自動車に薄っすらと積もる程度ですみました。午後からは、少しずつお天気も回復してきて、帰り際には青空が見えていました。写真は通勤路で水上勉が生まれた岡田村の裏山を写したものです。山には雪が積もり寒々としていました。
    午前中は家族ぐるみでの来館者が何組もあり、文庫は大変にぎわいました。本館展示室では、収蔵品展「花のころ」を開催しています。見に来て下さい。(T)

響く足音

2017年2月18日

 雪もだいぶ溶けてきましたので、しばらく遠のいていたお客様の足音もようやく園内で響いてくれるようになってきました。うれしい限りです。
 そんななか、閉館間際におこしいただいた一人のお客様。丸岡からのお越しとのことで、入館受付後に「二十数年ぶりです」との一言。過ぎ去った年数のせいか、案内板不足のせいか、場所がよくわからなかったとのことでしたので、「申し訳ございません、ここは創設者の水上先生のご遺志で、案内板等の過度な設置は……」と、いつものように申し上げました。すると、ニコッと笑顔で「もちろん、わかっていますよ」との一言をいただくことができました。何とも、うれしくなる受け答えです。
 若州一滴文庫は、築30年以上が経過した施設です。園内外いたるところに不備不足があるかと思います。しかし、年経て増す良さも十二分にあるかとも思います(いや、絶対あります)。その辺を加味してご堪能いただけると幸いです。(S)

花もころ

2017年2月17日

 長屋門横の梅の木が賑やかになってきました。吹く風に梅の匂いを感じます。先週末の大雪に負けることなくと言いたいところですが、幹から裂けたり、枝が曲がったりと、その姿は痛々しい限りです。最後のひと花ではないでしょうが、傷ついた枝にも花を咲かせています。
 桜や椿も雪の重さに耐えきれず、あちこち傷つきました。今年の春は花が少なくなりそうですが、大丈夫です。企画展「花のころ」が花を添えてくれます。(u)