10月2016

文庫の佇まい

2016年10月31日

 先日、とある県の県立音楽堂の館長(プロデューサー)さんが、ふらりと来館してくれました。帰りがけに少しお話をさせていただきますと、「ここの劇場は、本当に良い! 周囲を木材に囲まれて、壁は土壁。しかも、お客様と演奏者までの距離が近い。こんな場所での音楽なら最高でしょう」とのお言葉をいただきました。話の流れから今年は一滴音楽の年という話題になりましたので、音の雫コンサート(壱)(弐)のパンフを見ていただき、当日の様子をお話させていただきました。すると、なかなか良い反応が返ってきて「次に何かのコンサートがあるときは、ぜひ来てみたい! ちょっと遠いですが…(笑)」とのお言葉もいただきました。
 正直、こちらは素人集団。演奏者は一流の方々をお連れしますが、運営の方は、毎回テンヤワンヤ。よくコンサートに行かれている方々などは、演奏には満足されてても、毎回起きるドタバタ劇には……。どなたにおこしいただいても、すべてに満足していただけるようになるには、まだまだ時間がかかりそうですが。(S)

イモリの冬眠

2016年10月30日

 今日はお天気も回復し青空が広がりました。
 随分と寒くなってきました。室内気温でもときどき20度を下回るときがあり、肌寒さを感じています。写真は庭の掃除をしていて見つけたイモリです。落葉の下に半身を潜らせ、冬眠の準備をしていました。瞼の重い眠たそうな黒いイモリでした。
 今日は神奈川県、富山県、愛知県、大阪、福井県鯖江市といろいろな所からお客様がお越しになり、文庫は賑いました。(T)

ホームページあれこれ

2016年10月29日

 ホームページというものは便利なものです。居ながらにして、そこのことが分かり、まるで行って見たような気分になります。一滴文庫も作成しているわけですが、毎年の見直し作業は結構めんどくさいものです。こちらから案を出して形にしてもらうわけですが、どうしてもそこに入れる中身を用意するに至らないのが多々あります。器だけ作って中身が空っぽという具合です。先日も「これ、どうなっています」と言われましたが、私にはまったく言った記憶がございません。遠い記憶をたどってみても、心当たりがあるようなないような、記憶にないのをいいことに「それはいいですね」と今、初めて聞いたことにしています。
 こんなやり取りをしながらも、一滴文庫ホームページへの来訪者も増えていることを告げられると、もっともっとと欲が出てきます。いつの日か、開けてびっくり、一度はぜったい行ってみたいとホームページを見て言ってもらいたいものです。(u)

訃報

2016年10月28日

 最近、近隣での訃報が多く飛び込んできます。ここ数日で三件、小生にとっても一滴にとっても残念な訃報に接することが続き、なんともやりきれない気分でいっぱいです。いつも時間のできたときに、六角堂に来ては珈琲を飲みながら岡安の話を聞かせていただいた〇〇さん。こちらの都合に柔軟に対応し、場所や時間の確保に努めていただいた〇〇さん。文庫の展示ケースの制作にはじまり、自身の彫刻の個展を劇場のホワイエで実施していただいた〇〇さん。などなど……小生にとってだけではなく一滴文庫にとっても大切な支援者(理解者)だったのに、残念なことです。
 この場を借りて、皆様のご冥福をお祈りいたします。
 *徒然草の日記としては、「ん?」という感じかもしれませんが、今回はお許しください。(S)

黄葉

2016年10月27日

 曇り空のお天気でしたが、時々晴れ間もありました。
 
朝方の庭園清掃時に、毎日竹箒で庭の落葉を掃き取っているのですが、今は落葉の時期で、掃いた後からパラパラ、パラパラと落葉が落ちてきて地面を覆い尽くします。モミジやカキの葉が紅く紅葉するのも綺麗ですが、ナンジャモンジャやイチョウの葉が黄色く黄葉するのもたいへん綺麗です。写真は本館前のナンジャモンジャの木で、黄色い落葉を掃き取ったばかりの時です。今日は風が強く、帰り頃にはまた黄色い葉でうめ尽くされていることでしょう。
 
今日は、午前中に若狭町から老人会の団体様が来館されて賑わいました。(T

運気上昇?

2016年10月26日

 今年の大きなイベントも一段落、しばらくは日々の業務と足元に蓄えた雑務と過ごすことになります。少しは心にゆとりができたのでしょうか、何やらうごめく気配に気づき開けた窓から外見ると、黒竹に白っぽいものが巻き付いているではありませんか。そうです。ヘビが隣の生垣に登ろうとしていたのです。ヘビと竹の葉がこすれる音に気付いてしまったわけです。残念ながら、真っ白というわけにはいきませんが、三分の一くらい縁起が良くなってくれないものでしょうか。
 文庫の庭では、この長いものによく出くわしますが、一目散に逃げていきます。ただ、黒いものにはご用心ください。私はありませんが、威嚇するそうです。私は大嫌いですので写真は撮りません。(u)

重い

2016年10月24日

 ここしばらく、読んでいる本のタイトルと内容の重さにノックアウト寸前です。それらの本で頻繁に出てくる漢字は「害」「苦」「浄」「痛」などなど、いささかへばってきました。それもそのはず、次の企画展が重い内容。それに合わせて、読む本の内容も重く沈み込むものばかり。さすがに家に帰ってからは、気分を変えて……と、言いたいところですが。そうは上手くいかないようです。時間に追われるのは、今に始まったことではありませんが、何とかしないと、そのうちはち切れてしまうかもしれませんね(笑)。(S)

帰雁忌が終わって

2016年10月23日

    小雨降る曇り空のお天気でした。
 昨日は、若州一滴文庫の一大イベントの「帰雁忌」が行われ、各地から大勢の水上ファンが文庫に押し寄せました。本館では地元の文化サークル「白玉会」のお抹茶席が設けられ、くるま椅子劇場では「葉風会」の琴の演奏が行われ、着物姿の女性が秋の一滴文庫に華を添えてくれました。今日は、そんな帰雁忌の後片付けに追われる一日でした。
 昨日の「帰雁忌」式典は、大飯中学3年生による水上勉作「停車場有情」の素晴しい朗読から始まり、和やかな雰囲気で式典は進んでいきました。来賓あいさつの後、「第七回水上文学の風景写真展」表彰式並びに講評が行われ、審査委員長の講評では、出品者の写真撮影の技術が年々向上してきて甲乙つけがたい作品ばかりでしたと応募者を称賛しました。
   
帰雁忌のメインイベント記念講演会は、元岩波書店社長山口昭男氏が講演されました。編集者時代に水上勉の原稿取りをしていた頃は、水上勉からたいへん可愛がってもらったエピソードなどを写真を交えて話され、聞きに来た人達を楽しませてくれました。続けて、さとうともに夫妻によるオカリナコンサートが行なわれ素晴らしいオカリナの音色に来場者は酔いしれました。今年の帰雁忌も大変意義深いものとなりました。
 

「第七回水上文学の風景写真展」の入賞、入選作品は、くるま椅子劇場の玄関通路に展示されています。1228日まで展示しますので、来館時には是非ご覧下さい。(T

雁、帰る

2016年10月22日

 今日は帰雁忌。おおい町出身の直木賞作家水上勉氏の業績を偲ぶ文学忌ということですが、重々しいものではありません。年に一度、無料開放して、皆さんに足をお運びいただき、文庫ともども楽しんでいただこうというものです。お茶席や琴の演奏は文庫にお似合いの風景になりましが、今回は晴れ着姿の子供たちが多く、おばあさんやおかあさんの方が楽しみにしておられたんでしょう。文庫のあちこちで撮影会が行われていました。
 お茶席、琴の演奏、講演の様子は次の日記担当に託すとして、今年も天気はまずまず、しっぽりと濡れるような帰雁忌はお嫌いなんです。(u)

 

 

いよいよ明日は

2016年10月21日

 いよいよ明日は、帰雁忌です。
 毎年恒例の行事ですが、もうこんな時期になりました。今年は特にバタバタとしていて、気が付いたら帰雁忌……(この10ヶ月間、いったい何をしていたんだろう)。まったくもって、月日が過ぎ去るのは早いものです。
 と、嘆いてばかりもいられません。毎年恒例ならば、だんだんと準備も馴れてきたはず。今年も当日パンフ作りや会場設営、中学生朗読隊への説明など、気が付いたら終わってました(笑)。これが馴れというものでしょうか(もしくは無意識)? まぁ、どちらにしても、明日の本番が無事に終わってくれるように全力で当たるのみですかね。(S)