お声がけ

2016年9月19日

 一滴文庫の門をくぐると、すぐに受付があります。しかも門扉に阻まれて、すぐそこに受付があるとは外からではなかなか気が付きません。大抵の場合、初めてのお客様は、門をくぐる前に横のポスターをみて「あっ、今こんな企画展をしてるんだ」や「今度、コンサートがあるのか」などなど、お話をしながらお入りになられます。すると受付に座っている小生が「そうです。本館の企画展の見どころは……」や「9月25日のコンサートはおすすめですよ。だって……」などなど、急に話に参加してきます(笑)。
 まぁ、杓子定規に「いらっしゃいませ。入館料は一般300円です」というのも良いのでしょうが、機械的なので私はあまり好きではありません。せっかくなので、記憶に残るような入館を! と目指しているわけではありませんが、面白いことに、入館時に一言お声がけをしたお客様は大抵、帰りがけに小生を探して一言挨拶を交わして帰っていかれます。
 本日も、入館時に「あっ、ザイラーさんのコンサートがあったんだ。あれ、来週も何か面白そうなコンサートがあるよ」との会話を聞きつけましたので、最初の一言を「コンサートにご興味がおありで(笑)」と声をかけさせていただきました。すると、帰りに、館内の温度チェックなどでブラブラしていた小生をわざわざ劇場付近まで探しにきてくれて「がんばってください! コンサートの成功を応援してます」と励ましのお言葉をいただきました。こんなこと、なかなか他の施設ではないでしょうと、言い切ってもいいのではないでしょうか。しかし、あまりおふざけが過ぎると、その内……。
 そういえば、数日前に広島カープが優勝した際に広島からお越しのお客様に「おっ、カープ優勝記念のご旅行ですか?」といったら「そうです。君、わかってるね~(笑)」と笑顔で返され、一枚上をいかれた気分でした。(S)