8月2016

渡辺淳展~水上勉と巡る中国~

2016年8月19日

 先日から、平成28年度若州一滴文庫企画「渡辺淳展~水上勉と巡る中国~」が始まりました。水上勉は1989年に福井テレビ開局20周年記念「道元をたずねて」という番組に出演しました。この番組は、道元が船に乗って中国浙江省の寧波にある禅道場の天童寺で修行し、禅道を習得して日本に持ち帰った。その足跡を水上がたどるという番組です。撮影のため、水上は1989414日に中国へ渡ります。そのアシスタントに画家の渡辺淳と写真家の水谷内健次が同行しました。そんな中国の取材旅行の光景を渡辺淳撮影の写真やスケッチで紹介します。中国旅行の様子を少しでも感じてもらえれば嬉しいかぎりです。
 この「渡辺淳展~水上勉と巡る中国~」のギャラリートークを次の日程で行います。是非、聞きに来てください。(T)
開催日時は以下
8月27日(土)午後1時~
10月16日(日)午後1時~

植栽

2016年8月18日

 そこにあったものがなくなると、記憶もどんどん薄れ最後には消えてしまいます。文庫の庭園の木々はその最たるものです。31年も経てば仕方のないことでしょうが、何かといわれのある文庫の木々、なんとかして残したいものです。ツワブキとタカサゴユリの花壇のようになっているこの場所にもある木が一本、しぶとく生き延びていたのですが、ある日、根元から切り倒されてしまいました。今はツワブキに隠れて切り株が残るだけです。今にも倒れそうになっていましたが、もう少し待って根元から起こし、移植する算段でしたが、ま、仕方のないことです。
 人の言うことはよく聞けと言われますが、声を出さない木々の声、それが聞こえればもひとつ副業が増えますかしら。(u)

触感

2016年8月17日

 昨日から本日にかけて、久しぶりの雨でしたね。文庫もほどほどに潤いました。
 と、そんな雨の中にも関わらず、お客様は足を運んでくれるものです。なかには二十数年振りにお越しの方もおられ、懐かしさと水上文学の思い出から当時にタイムトリップしているご様子でした。お話を聞いてみると、若い時分に水上文学を読んで京都の学校に通おうと決意して、京都に進学されたとか……、ん~すごいものです。そしてそのお客様、現在は絵画を習っているとかでラウンジの渡辺先生の絵画に釘付け。この絵の奥行きは……、どんな下地になっているのかしら……、この塗り重ねは……、どうやら疑問が山の様です。そして一言「あ~ダメなのはわかってますが、触ってみたい!」。そうです、ここに来る方々の多くが口にする一言≪絵画(展示品)に触ってみたい≫。昔から、特に日本人は触感というものを重要視していました。何とか皆さんのご希望を叶えてみたいものですが、ハードルは山のように高いでしょう。でも、他の施設では無理でも、ここ一滴文庫ならできることもあるかもです。
 いつか実施してみたい企画展「触れて感じる渡辺淳絵画展」みたいなところでしょうか。渡辺先生、どうですか(笑)。(S)

2016年8月15日

 文庫の玄関先でハイカラな毛むくじゃらの毛虫を見つけました。この毛虫きっともの凄く暑いはずですが我慢しているのでしょう。
   
盆も13日に海から仏様をお迎えして、今日で3日目明日で終わりです。あっという間の4日間でした。Uターンラッシュがもう始まっていることをニュースで聞きました。盆の間にするお墓参り、夜の念仏申し、なかなか億劫です。先祖あっての私なので大切なことは解かっているのですが、この暑さのため気持ちは憂鬱です。この毛虫の様に我慢が必要ですね。(T)

ハギ

2016年8月14日

 ハギの花が咲き始めました。8月頃から咲き始めるので、この気温の中咲いてもおかしくないのですが、秋の七草なんですね。気持ちだけでも涼しくなろうかと眺めてみましたが、暑くないのかと思うばかりで、暑さが増すばかりでした。(u)

鋭い子どもの感性

2016年8月13日

 夏休み期間中ですので、園内には子どもの声が響く日が続きます。
 あれは先日のこと、子どもたちを本館に案内して、展示を見てもらっていたときのことです。上階から降りてきた子どもたちに感想を聞いてみたら「上の階の飾ってある写真のなかに呪われてるものがあった!」との返事が返ってきました。たまに子どもたちから人形館で同様の声を聴くこと(笑)がありましたが、本館の写真でとはいったい何だろう? と疑問に思い、よくよく聞いてみると、その展示物だけ、他のものに比べて薄暗いとのことでした。あっ! と、気が付いた私。ここ数日、上の階の電球が一つ切れていたのを大人の事情(笑)から、入れ替えてなかったものをしっかり(いや、やんわりかな?)指摘されてしまいました。普段、何気なく見ていたら気が付かないくらいの明暗です。というか、まったく気が付かない見学者さんばかりです(大人はどうしても、こういうものだという先入観が働いてしまうようで、コントラストの不調も脳内コントロールで好調に変更してしまうようです)。
 なかなか鋭い子どもの指摘にたじろぐ学芸員(笑)。もう少し、ピシッと背筋を伸ばさないと、いつか何か大きな失敗をやっちゃいそう(やられちゃいそう)で怖いですね。(S)

ナンジャモンジャの実が黒く色ずく

2016年8月12日

 暑い一日でした。
 
今年は、ナンジャモンジャの実は豊作で、いっぱい生っています。陽当たりの良い所からだんだんと熟して色が黒ずんできました。実が全て黒く色付くころは秋になっていそうです。(T

完成

2016年8月11日

 今日は楽しい勾玉作りがありました。多少暑さは和らぎましたが、手先の作業でも汗がにじみます。でも、いざ作り始めるとそんなことは子供も大人も関係ありません。切って磨いて一所懸命、ひもを通して首にかけると満面の笑顔です。誰でも自分で作ったものは一番なのです。真っ黒に日焼けしたほっぺに(もちろん子供ですが)白いお化粧が出来栄えを物語っていました。
 勾玉作りを侮るなかれ、やりだしたら夢中になります。(u)

企画展

2016年8月10日

 実は、本日から「渡辺淳展」開催しております。好評だった「斎藤真一展」も長いようで短い3ヶ月間でしたが、引き続き人気の「渡辺淳展」ですので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。(S)

咲いては見たものの

2016年8月8日

 暑い、熱い、あついと騒いでいるのは人間だけ。藤の花が百日紅の花に触発されたのか、咲き始めました。青空の下では薄紫の花はあまり目立ちませんがが、感じる温度は少しは下がるでしょう。
 それにしても今年の百日紅は色が濃い。(u)