1月2016

再会

2016年1月31日

 2年ぶりの同期会に行ってきました。みんなより一足早く退いた私ですが、遠く離れてしまっても、毎年声をかけてくれます。うれしい限りですが、昨年末から幸運がまだ続いていたのでしょうか、数分間隔で行きかう地下鉄の駅のホームで、なんと20年ぶりの再会を果たしました。ただ一度、一年間だけ同じ職場でお世話になり、その人の仕事を引き継いだあとは顔を合わすことはなかったのですが、名前と顔とその当時のことをしっかり覚えていて下さったのです。来年は退職されるのですが、月日が経つのはほんとに早いものです。特に多忙な日々であっても人に恵まれ、充実していた日々は。
 文庫にお世話になってからも、思いもかけない出会いがあります。今は仕事はさておいての楽しみになっていますが。(u)

クロッキー教室

2016年1月30日

 灰色の雲が空を覆っていました。
 
今日は「鉛筆でクロッキーをしよう!」というワークショップを六角堂(喫茶)で13:00から行いましたが、宣伝と広報が行き届かなかったためか、極少人数でのクロッキー教室となりました。そのため私の気持ちも若干寒くなりました。最近のお子さん達は、学習塾や学校の宿題、部活動にと時間がとられて、なかなかゆとりある趣味の時間をとれないのが現状のようです。かといって大人の人達もこの1月の寒空に一滴文庫に行ってクロッキーをしてみようという人達は少なかったようです。しかし、この「鉛筆でクロッキーをしよう!」は少し暖かくなった220日(土)・27日(土)にも行うので、ぜひぜひご参加下さい。次回は静物(静止していて動かない物)を描きます。今日は、そんなクロッキー教室を提案した私には、描く時間がたっぷりあり、久しぶりに短時間ですが集中して絵を描くことができました。(T

読書マラソン

2016年1月29日

 やらなければならないことは山の様ですが、現実から逃避するように、小生の机の上には永井荷風の荷風全集が横たわっております。まぁ、お仕事の時間に読書ですって、優雅ですこと……などと言われてしまいそうですが、優雅に読書とはちょっと趣が異なります。ここ数日(いや、もっと前からかな)、来年度のイベントに関連する調べ物として、これまでとは異なる分野の書籍からの引用を目指し、膨大な資料のページを捲っております。
 夏目漱石「野分」、永井荷風「ふらんす物語」、ヘルマンヘッセ「春の嵐」、芥川龍之介「カルメン」、宮沢賢治「セロ弾きゴーシュ」などなど、あげればきりがありません。しかし、もう時間が迫ってきているのも事実! ということで、仕事の合間をみては読書、帰っても読書、夜目が覚めても読書、朝起きても読書、咳をしても独り……いつ果てるともなく、とあるイベントに関する資料をみつけては読書に勤しんでおります。
 と、ここまで書いて何のイベントを実施したいかを書いておりませんが、そこは今しばらくのお楽しみ。これだけの書名と作家名でどんな企画かわかったあなたは一滴通! もしわかった人がおられましたら、こっそりメールしてください。正解、不正解の別は返信させていただきます(笑)。
 ちなみにヒントは、作家の年代と作品のなかに出てくる実在した超有名人たちの職業。ん……このヒントは少し分かりやすすぎましたか。(S)

雪に足跡

2016年1月28日

    一日曇り空のお天気でした。先日の記録的な寒波もゆるみ、気温も上がってきました。それでもまだ1月で、例年なら雪がどっさりある時期です。今年は雪が少ないといえども、やはり寒いです。
   
文庫のお隣が山ということもあり、日陰の所には未だ雪が残っています。朝方その残雪に動物の足跡がついていたので写してきました。何処から何処へ行くのか、さ迷い歩く動物たちの姿を想像しました。(T

重なる

2016年1月27日

 間の悪いときには、とことん間が悪いものです。
 以前から、海外のお客様に向けた観光素材の取材に関する申し込みをいただいており、本日は人数も少ないし、これは対応で忙しくなるかなと安易に考えておりましたが、なんのその。取材対応で施設内を巡っているときに聞こえてきた「ブシュ―」というバスの扉の開く音! しかも、2連続で。あれっ、と思ったら団体様×2のご到着。しかも、時をほぼ同じくしてご来館いただきました別の視察団(夏に実施する教育関連団体さんの下見ということらしいです)。いや、これはもう手が回りません。何とかかんとか、職員一同で手分けして事にあたりましたが、重なるときには重なるものです。もう少しずつでも時間がずれていてくれたらとも思いましたが、出来る限りのおもてなしに留まるのみです。多くのお客様から、帰りがけに「すごく良かった。水上さんの小説をもう一度という気持ちにさせてもらいました」などのお言葉をかけていただきましたが、ご不便をかけてしまった方々もおられたようで(売店が手薄になってしまい、絵葉書が購入できなかった方も)、誠に申し訳ないです。
 それでも「次は個人でゆっくり来ます」というご意見も多く聞くことができましたので、とりあえずの最低限はクリアーといったところでしょうか。
 猫の手も借りたいといいますが、受付に猫を侍らせて喜ぶのは……いや、この想像はいくらなんでも止めておきましょう。(S)

冬の履物

2016年1月25日

 長靴はいつ履きますか。今日のように雪が積もった日は、濡れないように履いて通学しましたが、最近の子供たちは履かなくなっているそうです。かく言う私も、雪かきをするときか、田んぼ仕事のときしか履きませんが、昔に比べて、色もカラフルになって、おしゃれなものもあるのに何で履かないのと思うのは、そんな時代に育っていないからでしょうね。通学も送迎付きの時代ですから。身近には、雨や雪が降れば、必ず、膝までの長靴やどこにそんな色と形のがあったのと思う長靴を履いて徘徊しているお人もおりますが、それがまた似合っているんですから何も言うことはありません。今年の冬は、私の長靴の出番は少なくなりそうです。(u)
 

寒波

2016年1月24日

 朝から、真っ青な青空が広がりました。しかし気温は異常に低く、朝方などは道路の水溜りがカチカチに凍り、庭に残った雪も、くさり樋から延びる氷柱も天気は好いのにほとんど溶けませんでした。天気予報では西日本を中心に強烈な寒波が流れ込み、大雪の恐れがあると言っていましたが、午後には解除となり一安心となりました。この非常に強い寒波は南国の奄美市で115年ぶりにみぞれを降らせ、初雪を観測したそうです。(T

クロッキー

2016年1月23日

 本日午後から、受付横の六角堂で何やら楽しげな笑い声が響いておりました。それもそのはず、本日は一滴クロッキー教室(デッサン)の開催日。参加された皆様、作業に夢中で……と言いたいところですが、笑い声(集中してないのか?)。久し振りの「絵を描く」という行為や、順番で「モデルになる」という初体験が何ともいえず楽しかったのか、私のイメージにあるデッサン教室(皆、一心不乱にモデルと紙を見つめるような)と一味も二味も違ったご様子。あまりに楽しそうに皆さんが絵を書いているので、ついつい私も数十年振りに腕をふるってみました(笑)。他の方々とは違って、さすがに業務中に抜けてるので五分程度(他の方々は15分で一枚)でしたので、手の部分しか書きませんでしたが……まっ、それなりですね。
 本日開催のクロッキー教室ですが、まだまだ続きます。次回は、30日の土曜日13時から! 皆様のご参加、お待ちしております。(S)

温もり

2016年1月22日

 このところ続く雪模様、六角堂の薪ストーブがフル稼働しています。薪を割ったり、灰の後片付けは大変ですが、ゆらぐ炎を見ていると、気持ちが落ち着きます。時にはかき餅を焼いたりと、お腹もほっこり温まります。なんてすてきなひと時なんでしょうか。
 こんな薪ストーブですが、薪に火がつくまでが結構大変なんです。むやみに新聞や段ボールをまるめて突っ込んではいけません。スイッチ一つで暖かくなってくれるのとわけが違います。火も生き物ですから、うまく育てなくてはなりません。(u)

雨、霰、霙、雪

2016年1月21日

 朝方は霰が降り、午後からは雨や霙が降ってべちゃべちゃの水を多く含んだ雪が庭に積もりました。
 
クリスマスや正月には雪が無かったのに、一月も半ばになってから雪が積もるなんて、私には初めての経験です。本館は、屋根が二段になっているため、水を含んだ重い雪が融けてドン・ドンと落ちる音が聞こえてきました。
朝方、こんな雪降りの中を一組のご夫婦が来館されました。そのご夫婦に帰り際、展示はいかがでしたかと感想を聞くと、『私には興味深く面白かったです。わたしは嫁の奨めで来館しました』と旦那さんが話してくれました。話はつながり、旦那さんの話を聞くところによると旦那さんはどうやら科学者のようでした。『水上勉は作品を、私は論文を書き続けねばならない仕事をしていますが、書いて発表し続けるということはなかなか大変なことで、私は今日初めて水上勉という作家を知りましたが、あれだけの数の本を書き続けるモチベーションとなったものはどういったものだったのか、私は知りたくなりましたよ』と話してくれました。職種は違えど発表しつづける苦悩は皆同じようで、今日は現職の科学者の口から聞くことができ、感激しました。(T