蛾(ヒメヤママユ:ヤママユガ科)

2015年11月7日

    今日はどんよりした曇り空のお天気で肌寒かったです。
   
写真の蛾は、劇場門の柵につかまっていたところを写してきたものです。たいへん立派な蛾でした。柄入りの高級そうな茶色の毛皮をまとい、長い風格のある眉毛を持った紳士のような顔立ちでした。この蛾の名前は、ものの本によると「ヒメヤママユ」というそうです。自然がある程度残っている場所にしか見られなくなった蛾だそうです。この蛾の幼虫時の姿を調べ見て驚きました。梅雨の時期に、文庫の庭木の枝によくつかまっていた大きな黄緑色のイモムシでした。長さ10センチ太さは2センチ位もありそうなビッグサイズのイモムシです。あのイモムシがこんな立派な蛾に変身したのを知って大変驚きました。次に、あのイモムシにでくわしたら、まじまじと観察してしまいそうです。(T