10月2015

剪定

2015年10月19日

 今日は朝から良いお天気でした。
 
水上勉追悼式典「帰雁忌」が間近となり、庭木の剪定を造園屋にしてもらっています。文庫敷地を分ける生垣が選定されて、こんなに見晴らしがよくなりました。バッサリ髪を短くしたみたいで気持ちが良いです。また、本館図書室前に生えていた木もカミキリムシに食い荒らされ彼方此方に穴が空き、枯れかけていたので切り倒して、細かくしてもらいました。 
 
文庫も開館30年を迎え、建物も庭木も随分老朽化してきました。世代交代は人間だけじゃないようです。そんな一滴文庫となりましたが、水上勉先生の精神だけはしっかりと残していきたいです。(T

バケツの中は

2015年10月18日

 バケツの中は秋がてんこもり。菊の花、山帰来とツルウメモドキの実ですが、歌にもあったように、どれが一番ではなく、どれもただ一つのものです。種から芽を出し葉を広げ花を咲かせ、当たり前の出来事が最後に実を結ぶんです。人も同じなんですがね。
 今日は渡辺淳展の開催を記念した渡辺先生のトークショーがありました。展示会場はほぼ満席で今回もたくさんの実のある話で楽しんでいただけたものと思います。わが方にはどれだけ実になったかは今後に期待したいものです。(u)

フィロソフィア・ヤポニカ

2015年10月17日

 先日、出張にかこつけて暫く実家に戻っておりましたが、その際に実家の部屋に残してきた段ボール(書籍在中)をゴソゴソしてきました。今年度末にとある場所で、ちょっとした話をしてくれと頼まれているので、それに関する資料を選抜しようと段ボールをあさっていると、まったく関係ない本がゴロっと。何だか久し振りにみるその本は、中沢新一著『フィロソフィア・ヤポニカ』! 10年振りくらいに手にするその本は、当時大学院に通っていた小生の大好きな中沢先生の著作。とりあえず、片っ端から買い集めて読んでおりましたが、この本に関しては早読みした後「俺いらない(俺には関係ない内容だ)な」とばかりに、隅に追いやっておりました。
 ところが、何と! 今回転がり落ちてきたその本の目次を懐かしく眺めていると、何やら見た名前が次々と飛び込んでくるではありませんか。そうです。院生時代には、興味の対象外とばかりに思っていた分野が、ここ一滴文庫ではストライク! 改めて読み直してみると、ここ数年間で勉強したある分野のことと相まって、よくよく濃厚な内容の一端に触れることができました。当時は、著者の名前のみで購入させていただいた本ですが、現在ではその内容に深くダイブできるようになりました。一滴文庫に来ることがなかったら、このような出会いもなかったことでしょう。新たなる知識の目覚め(笑)に乾杯です。(S)

カメムシ

2015年10月16日

 写真はガラス窓を這っていたカメムシをガムテープで捕らえたところです。カメムシが彼方此方で出没するようになり、時々ガムテープを使ってこのように駆除しています。カメムシを踏みつけたり、掴んだりして臭い液体をかけられると、あまりの臭さに一日憂鬱になります。この虫にも五分の魂があるのだから外へ逃がしてやろうとは如何しても思えず、私はそのままガムテープを丸めてゴミ箱にポイです。カメムシさん南無阿弥陀仏。(T

 

 

いくつになっても

2015年10月15日

 今日はご年配の方々で文庫がにぎわいました。昨日の子供たちからは、大きいおじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれるぐらいの方々ですが、子供たちに負けず劣らず元気におしゃべりをされながら、1時間余りも過ごしていかれました。昨日の子供たちが、これぐらいの年齢になって文庫を訪れてくれたなら、どんな思い出話をしてくれるんでしょうか。文庫がこの場所で変わらぬ姿でいることはないでしょうが、一滴文庫はいつまでもあり続けると信じていますので、文庫には話をしてやってもらいたいものです。(u)

数年後の君たちへ

2015年10月14日

 本日、朝一で本郷小学校の2年生が元気いっぱいに来館。どうやら毎年恒例になってきた本郷小学校の「町たんけん」での来館! みんな元気と興味が溢れていました。小生は、竹紙漉き体験のお手伝いで工房に入っておりましたが、小学生の興味は……「兄ちゃん(確か中にはおっちゃんって呼んでた小学生もいたような……)でかいな! 何センチあるん? 170センチくらいはありそうやな」それに対する私は「いやいや、もっとでかいで! でも、君たちもあと数年したら俺くらいにはなるで」と、戻ってくる返事は「ほんまか!」。 その後は、興味の矛先を竹紙に移して西村先生のお話を熱心に聴講。自分が漉いた竹紙を友達に見せる姿は、なかなかに誇らしげでした。
 あと数年後、私と同じくらい大きくなったみんなが、今日の想い出を胸に、「兄ちゃん、俺もおおきくなったで!」みたいな感じで戻ってきてくれることを願いながら、最後みなさんをお見送りさせていただきました。
 なんと数年後が楽しみなことか。(S)

落葉

2015年10月12日

    一日曇り空でした。
   
最近きゅうに寒くなり、朝起きるのが億劫になってきました。庭の落葉が増えて、毎朝かき集めるのが大変です。竹ほうきで掃いて綺麗になっても、喜びもつかの間で、風が吹くとどっさり落葉が落ちてきて、元に戻ります。樹木を見上げると枯れかかった茶色い葉はまだまだたくさんあり、このあとも大変だなと思いました。青々していた柿の葉も色あせて、赤く色付きはじめました。(T

アンケート

2015年10月11日

 一滴文庫でお客様にご協力をいただいているアンケート調査。その中の施設利用でこんなご意見をいただきました。「〇〇さんちのネコのポスターをはったらいいです」と書いてありました。確かに、子供たちが来てくれても見て楽しむものはないに等しいです。動物のポスターが、ましてや自分ちの犬や猫などのポスターが名前入りで貼ってあったらこんなにうれしいことはないでしょう。一滴文庫に出入りしている動物も結構いますし、そんな動物を紹介するのもおもしろいかも。
 学芸員からの即、却下は目に見えていますが、子供からこんな意見をもらえる文庫はまだまだ大丈夫、未来は明るいとなんだかとてもうれしい気分です。(u)

無届

2015年10月10日

 本日、朝からお客様も多く、毎度のことながら園内をバタバタと走り回っていると、気付いたことが一点。それは、とある茂みのなかに建築された集合住宅(?)のことです。なんと! いつの間にこんなところに建設したのでしょうか。9月の半ばから10月のつい先日まで、小生が一滴文庫をあけている間に建設に取り掛かったのでしょうか? とんでもない突貫工事です。と、そんなことに驚いている場合ではありません。一滴文庫では、どんなことをするにしてもキチンと届け出を提出していただいております。それなのに、何も受付記録には記載がありません(笑)。今回の建設はどうやら無届で着手したようです。
 何やら怪しい雲行きになってまいりましたが、よくよく考えてみると、いつの日か近所の子どもさんたちが彼ら(?)を見に(捕獲しに)来ることもあるでしょうという点に気付き、今回はお咎めなしという御裁きに落ち着きました。ん~迷裁き(めいさばき)……。お後がよろしいようで。(S)

イトトンボ

2015年10月9日

    今日は秋晴れの良いお天気で、外にいると汗ばむほどでした。木陰でイトトンボが舞っていたのを見つけ、写してきました。名前が糸(イト)と言うだけあって大変スリムなトンボでした。秋も深まり、空を舞っているのは赤トンボだけかと思っていたら、こんなトンボも一緒に空を舞っていました。世界は広く、いろいろな生き物がいて面白いなと、秋空を眺めながら思いました。(T)